「バレンタインには小夜からのチョコが欲しい」
 目の前に湯煎したチョコが運び込まれて、アツアツであることを証明するように湯気を立てている。
「えっとちょっと意味が分からないわ……私から?」
 もちろん小夜はチョコを用意していないのに、持ってこられたその熱せられたチョコは不安しか掻き立てない。
「分かっているでしょマゾ牝の小夜なら」
 背後に回った八太三郎がアナルの準備に入る。
「あんっ❤」