「この人体としてはおかしい物体は普段どうなっているのかな?」
「え?」
「排泄口からこんなに長いパーツをぶら下げているのかな? 君をみつけた時は二本だけが長く伸びていたが、今は四本伸ばしていても君の生物としての生活に影響はないようなのだが?」
 言われている意味は分かるのだが、それは小夜にとって必要な物ではない……生き物としての生態を理解しているなら分かって欲しい物なのだが……
「直してくれるかな?」
「え?」
「いつもの日常としての形にしてくれ」
 それは命令だった、何を小夜が答えたとしても通ることが無いというのは長年の牝奴隷生活で身に染みていた。
「はい……」
 ズルズルとホースを腸内へと納めて行く、いつの間にか小夜の腸には並行してホースが複数設置され、出し入れが常態化している。