「このグラスに日本酒を注ぐんだ」
 ギュッと閉めたアナルの力をゆっくりと抜いて行く、溜め込まれた日本酒がアナルの襞を伝って外へ向けてしみ出してくるのだが、そこは女体の中でも最も敏感な粘膜の一つ。
「ひぃ❤! 熱いぃ❤❤!!」
「ほら、早く出せ! 何時まで尻を構えたままでいる気だ」
 あまりの熱さにもう一度アナルを引締める、しかし襞に沁み込んだ日本酒の熱は消えてくれない。
「はぁ❤……はぁ❤……んんっ❤❤」
 もう一度意を決してアナルの力を緩める、粘膜への刺激は二度目だと優しく感じる事が出来た。
 ぴゅうううっ
 放物線を描いて日本酒がコップの中へ落ちていく。
「ちゃんと一杯分で止めるんだぞ、風呂だからと零していいと思うなよ」
「うう❤❤……ああっ❤❤ そんな事」
 真後ろに目は無いのだから、感覚で止めないといけない、見ていたって排出している液体を突然止めるなんて行為が出来るかどうかわかるものじゃない。