カチャカチャと吊り下げられた小夜の周辺で準備が進んでいく。
「あ……その……」
 またもや見覚えのない凌辱者が複数人で小夜を取り囲んでいる。
「小夜先生は変態のマゾだから浣腸が大好きなんですよね?」
「違います」
 もちろん好きなわけない、気持ちが良いという事だからとその変質的な行為に対して好きに等なれるわけはないのだ。
「今日一日デート中に小夜先生自身で行っていた三種混合浣腸液を使います、気に入っている様なので」
 当然の様に小夜の返事など聞いていない、もちろん今日の昼に嫌と言うほど経験させられたあの浣腸は絶望と一緒にお腹が風船のようなってしまう事も経験させられた。
「とは言え、同じだと小夜先生もつまらないでしょう? 今まで外で使っていた量とは桁が違うから覚悟して欲しいね」
 準備が終わったらしい、三つのホースにはガラス製のシリンジ型の巨大浣腸器が二つに、イルリガートル式の浣腸器が一つ。
 ポンプが押され、ストッパーが開かれ一気にホースの奥に三つの液体が流れ込んでくる。
 昼にはコンプレッサーでノロノロと二つの液体が徐々に腸内に溜まり、混ぜ合わされる時の化学反応で腸壁をゴリゴリと刺激し、最後に少量の液体をそれに混合することで一気に気化させるという浣腸だった。
「ひぃいいいいい❤❤❤❤❤!!!!!」