「これから、本格的にヨドン軍と闘うことになりそうね」
 でも、心の中にあるのは……あの異邦人の事だった。
「関連してるなら、もっと手の打ちようがあるはずだものね……」
 推測しても、データがない以上結論は出ない。

 戦いが済んでカラットのタワーから出てきた小夜を待っていたのは……