「見ないで……」
か細い言葉の裏で、排泄される汚物をゴーミンは恍惚の想いで観ていた。
「ふひひひひ……」
誰にも見せた事の無い禁断の行為を間近で観れる快感に酔う。
「クンクン! ほぉ〜……ちゃんと健康を意識している立派なのが出ている。流石はドクター」
小夜にとっての最悪の瞬間は、ゴーミンにとって人生最上の瞬間だった。