背中を押す手の力を、そのまま横をすり抜けるような力へと変換するなど容易い事だった。
「はっ!」
「うおおお!」
小夜にかかれば、どんな武力の達人でも抑え込まれてしまうものだったが……
「え❤?」
ブブブブブブ……
下半身の微振動が羞恥で火照った身体に火を付けて行く。