「え?」
 もちろんそこには下着の類は一つも用意されていなかたのでアウターを着ていくのだが、ホットパンツには異様な物体が装着されている。
「え? 魔進達?」
「ああ、魔進ディルド―と魔進アナルパールだよ」
 小夜の身体でキラメイストーンの欠片から生れてしまった魔進達だ。
「言葉は発しないが、魔進達の事を考えれば思考する存在である事は間違いない」
 頭の中でヘリコの言葉がリピートする、小夜に対する愛情を恥ずかしげもなく言葉にしてくれている相棒の言葉はいつも小夜を中から温めてくれる。
「彼らにも同じ愛情を注いで貰いたいな」
 充瑠君が生み出してしまった魔進も言葉を発しなかった、まだストーンの年が若いからだという事だった、多分このミニ魔進達もそうなのだろう……でも小夜が産んでしまったのだ。
「お帰り……私の中で安心してね」