UMA探索部の部屋から追い出されたところに、待ち構えていたのは……
「ここに乗れ」
 渡されたメモには、病院へ向かう電車の乗り場が指定されていた。
「何があるの?」
「お前の好きな事さ」
 片手に握られた、ピアスを操作するコントローラーが強制力になっていた。