「エクスプレスは入ると思って用意してくれたんだろ?」
「エクスプレスが……」
『充瑠くん、ゴメンね……私が歪めたかもしれない……』
 いやいやと抵抗していても、肩を押されて小夜の体重が二つの穴に集中する。