「そこまで!」
ボフンッ
「そんなぁあああああ!」
百人一首で負けた小夜は邪面師の顔にある絵札の中へ取り込まれてしまうのだ。
「集中力を欠いていたからですよ、そんな状態でよく私と戦おうなどと思ったものです!」
小夜の敗因は分かっている、あのプラグの所為なの……日常で行われている小夜に対する凌辱がキラメイジャーとしての活動に影を落とすようになってしまっていた。