ブルッ
「あっ」
 微振動が小夜の全身を揺らす、その事の意味を小夜は教え込まれていた。
「どうしたの、小夜さん?」
「いえ、何でも無いわ」
 女性として最も敏感な三つの蕾を同時に刺激しながら、絶え間なく快感を送り込んでくる仕様になっているらしい、もう小夜は一時もジッとしていられない刺激を内側から送り込み続けられていた。
『まさかこんなタイミングで……』
 邪面師を倒したばかりのこの瞬間にこんな仕打ちを受けようとは思いもしなかったのだ。