パン!
「ひん❤」
臀部を叩かれた刺激で、覚醒した。
「寝て待っているとは、いい気なものだな?」
警備員の声が覚醒したての意識を一気に現実に引き戻す。
「その……」
「言い訳して、お仕置きして欲しいってか」
言い訳は敗者の営みだ、小夜は彼の前では何時も敗者という事だ。