「わふ……」
 コテツは繋がったままで休みはじめてしまった。
「今のうちに……」
 完全に小夜はコテツと言う牡と番いの牝なのだ。
 そして、コテツもそう考え、そう扱う気なのがひしひしと伝わって来る。
「逃げ出さないと……」