「じゃあ、この辺に」
ペタン……
小夜の下腹部に何かが冷たい感触があった。
「万全だな」
そして、小夜の入った寝袋はもう一度封をされて、その場に放置された。
「んんん……」
冷たい感触のあった皮膚に炎症でも起きているのか、少し熱を持っているようだった。