「はぁ……はぁ……」
やっと、止めてもらえた時には、汗もかかない程に全身が疲弊させられた後だった。
「あなたは……何者ですか?」
それでも、逝きまくったおかげでちょっと意識がハッキリとしていた。
「ああ、備品相手に挨拶するのも変だけど、私は国際警察の管理科で備品管理官を勤めている、横沢ってものだよ」
そう名乗りながら、彼は小夜の両の乳房に怪しげな注射を事務的に射していく。