「おい!」
正面を向いた瞬間に壁があった気がした。
「きゃぁ」
ぶつかったのは、警備員だった。
「あ……」
「まさか全裸でお帰りとはな、今度から服はいらないのかな?」
壁の様に、目の前に立っていた。