ビクンッ❤
突如として体の奥が震えた。
「え?」
ブブブブブブ……ゴーミンに付けられたピアスが微振動をくり返し、小夜の肉体の奥から押さえきれない快感を湧き上がらせている。
『このままじゃ……』
そう、耐えきれなくなったら動けなくなってしまう。
人体を研究されつくされた上に作られたような宇宙の科学力で作られた、人の神経を操る機械。
そして、このピアスの振動については嫌と言うほど言い含められている。
『時雨くんは心配だけど……』
小夜の今現在の医療知識で出来ることは、もうなかったから……