「ほら、いっちに、さんし!」
 背後で手拍子を鳴らしながら、彼は小夜を追い立てる。
「あ❤ ああ……」
 ランニングとまでは行かないまでも、歩くよりもはやく移動ずる様に追い立てられて足が前後する度に、位置を変えるバイブが更に相互作用で空間を内側から広げようと作用して、更なる快感を小夜にあたえてしまっている。
「ひぃいん❤❤」