「遅いぞ」
「え?」
まさかCARATの正面ホールのど真ん中で彼が待っていようとは。
「迎えに来てやったぜ」
不思議そうに彼を見て通り過ぎたり、新しいパフォーマンスとでも思っているのか不思議と騒ぎにはなっていない。
そう言えば、この建物にはシーナちゃんも出入りしてるし、みんな耐性が出来てるのかもしれない。