「ここの後室にはあるモノを今使いましょう」
 そう言われて思い出した、このエクスプレスか完成した時にまだ無機質に広がった室内にある、石のままだったものに小夜を跨らせることで作られた浄化のペニス達。
「ベチャットと楽しみすぎて、淫気が溢れすぎですよ全裸女、なら浄化するしかないしエクスプレスにはそれが出来る場所が作られている、運良くね」
 そうだ、点検と称して小夜を連れ込み作られた空間、きっと他の誰が入って来てもただの飾りにしか見えない煌いた空間だが、最初は小夜を嬲る為に進化してしまったエロ魔進と同じ能力を持った空間なのだ。
「こんな時に何を言い出すのよ」
「こんな時だからでしょ?」