「あれ? 隊長?」
いつもこっそりとこういう物を用意してくれている。
「バレてしまえば色々と解放されるのに……」
知ってるいる人間たちだけが小夜を思いのままにする事が出来る世界の中で、その微妙なバランスを誰もが踏み外さない様に生きているのだ。
「私は感謝するべきなのかな、このさり気無さはエモいね」