「ベチャ……」
気を失った小夜の胸を背後から抱えるようにしながら、小夜を運んでいく。
『後で使えるからな、何処かに隠して置け』
というヨドンナの命令によって行われてはいるのだが。
ふわっ もにゅもにゅ……
「ん……」
「ベチャァ」
自分の拙い愛撫に反応する小夜の身体を彼は楽しんでいた、この後でこんな独り占め的な楽しみは行えない事をこのベチャットはもちろん知っていたから。