「そのケースを持って帰るといいダイコウシン」
 打ちひしがれるマジーヌの側に大型のアタッシュケースが置かれる。
「え? な……なんすか?」
「これからの日課に必要なものが詰めてあるダイコウシン!」
 不安になる言葉しか返ってこない。
「家でゆっくりと確認するがいいダイコウシン」
「そ、そんなぁ……っ」
 ダイコウシンワルドにそう指示をされたマジーヌは、全裸四つん這いのまま、しばらくそこから動くことが出来なかった。