「よし一気に行く」
 ゴーミンにも邪魔されずに、その手捌きを見せつける。
「やはり、こいつは天才だ」
「ああ、だからこそ手放せないなぁ」
 もう、ゴーミン達の会話も聞こえない程にフリントは集中していた。
「まぁ天才じゃなくても牝は逃がさないけどな」
「違いない」