ヒュポンッ!
まるで掻き消えるようにフリントの姿が消えた。
「まさか……」
「姉ちゃんも新世界に……」
「ちょっと待て、俺、まだ今日犯って無いぞ」
事の事態の大きさが、この時のカッタナーには分かっていなかった。
「姉ちゃんの事だから、いずれ自分で帰って来るだろう」