「これからは、呼び出したらこの場所へ来い、何処の世界にも存在するからな」
 名前が表記されたメモを見せられる。
「これが、何処にでもあるの?」
 なら、世界なんて渡る必要がない。
「ああ、だからピアスが揺れたら来い」
 そう言って、フリントは二つの穴に新たなるアイテムを押し込まれた状態で解放された。