「慰安婦に服は必要ない」
 ゴーミンは、痺れて動けないはるかの制服を手慣れた手つきで脱がしていく。
(はぁ!? 慰安婦って私のこと!? この変なバケツ頭の!? 冗談でしょ。漫画じゃあるまいし!)
 ゴーミンの慰安婦と言う単語にはるかは、信じられないといった顔だ。
 だが、この状況は漫画ではなく現実だと直ぐに思い知らされる。