しかし、ゴーミンはそれを許さない。
「あう゛っっ!?」
ピアスの振動がその答えだ。
「お前の意思など必要ない! 現地徴用慰安婦に拒否権はないと思え!!」
首輪のリードを強く引っ張りながらゴーミンは怒鳴る。
こうして鬼頭はるかは現地徴用慰安婦の一人となった。