『いつも二本分ビールを入れて置けよ』
『練習しておけよ』
 ビールのケースをみる、プランナー達の言葉が脳裏によみがえりブルっと胴震いが起こりアナルの奥でキュゥウウウウと悲鳴があがる。
「もう……出来ないわよ……」
 二本分絶えず入れておけと言われてもそんな事が出来るわけが無い、無理をして入れられたものは当然のように排泄されるのだから、そして排泄された直後にまた入れなければ『絶えず』入れておくなどという状態にはならない。
「無理よ……」
 そう自分に言い聞かせながらも、きっとそれで終わらせてはもらえないという事も心のどこかで理解しているみほだった。