「部長を止める事になったんだ」
 ズズズ……
「私、優しいつよし君が大好きだよ!」
 それは本当の気持ちだ。
「良くなるまで、しっかり養生してよ」
「え? 良いの?」
「良いに決まっているじゃないかぁ」
 つよし君が面会に来た時も、ずっとビールが浣腸されている。
 入院中の日課として朝起きたらトイレに連れて行かれ栓が抜かれてビールを排泄し、そのままベッドに帰って来ると瓶ビールを二本、自分で浣腸させられた後で更に浣腸用の栓がされ、点滴棒に浣腸用のビールが吊るされる。
「つよし君優しいなぁ」
 もちろん、その後誰が来ようとそれは変わらない日課だった、そうあと数日退院するまでそれが続くことになるのであった。