もう時間が迫っていた……
「仕事があるんです、もう帰って下さい!」
みほも出勤しなければいけない時刻だ。
「ほほう……仕事ねぇ 俺たちは休暇なんだけどなぁ」
「私は本当に仕事があるんです!」
もちろん、みほのスケジュールはザンギャックTVに記載されているのだから、名誉市民なら承知している。