「迎えに来てやったんじゃないか?」
「え?」
「店から言われて無いか、今度お宅の店とうちの会場で提携してね、式を挙げる二人のセットや時間があれば招待者のセットもやって貰うって事で」
 それで式場に交代で店から勉強に行く事になっていた。
「うちにも数名担当者がいるんだが、流行のセットも含めて色々と共有しあおうって事で」
 表向きの話しかしていないのだろう。
「まぁ、みほにはその肉体でも協力してもらおうと思っているがな」
 舐める様にプランナー達はみほを見下ろしていた。
「ひぃ……」
 この後、この結婚式場での仕事が認められて、みほは表彰される事になるのだがそれはまた別の話……