ブブブブブ……
「んっ!!」
「ぐっ!」
 やっと終わったと思った瞬間、低音で小さな音が恐らく隣に立つ誰にも聞こえない程の震動がヒメノの三点から響いていた。
「ん……」
 子宮内部のバイブではなくピアスだった、一つ間違えるとこの場でドレスが解れて全裸になってしまうという恐怖が涌いてくる。
「ちょっと急用を思い出したわ、後は任せたわね!」
「私も……だ」
 それだけを言うのが精いっぱいだった。