「大丈夫よ、大丈夫だから」
「でも……」
「あいつら勝手にやってくるけど、私のハンドルを奪えたことは無い! ニコーラのやりたいことを止める力は無いから!」
「え?」
「あいつらのハンドルを止められる力も私には無いんだけどね」