「「あああああん……んひぃいいいいい」」
 タイムトラベルのコアが発する嬌声が二重奏になっていた。
「さて役に立ってもらおうか、道具として!」
 ユニの飛沫を浴びる様な位置に風谷真魚も、オブジェの様に設置されていた!
「「ひいい!」」
「邪魔なものを捨てる場所を予知するんだ!」
「データが自動で数値を合わせてるぞ、入力しなくても良いのか?」
「うまく行きそうだな」
 二人の雌の嬌声に船が震える。
「ダイブする、らんるを投棄して直ぐにジャンプする」