「やってるな?」
「備品のチェックだよ、女教師は良いものだ……また回収に行こうぜ」
 ミキを我が物にしたくて一緒に転がり込んできた男は最近では当たり前の様にここで研究員のふりをしている。
「今はいいさ、必要な時が来れば……な」
「そいつは?」
 備品管理官が持ち込んだ女に興味があるらしい。