「映司くんたちに、ちょっかいかけるのは止めて欲しいんですけど」
「ちょっとまて、無理をするな……」
「そんなことは聞いてないの!」
「そうは言っても、オーズは私のメダルを持っているじゃないか、私のモノは返してもらわないとな」
ずいと、比奈はドラム缶を抱えたまま前に出る。