そして、当たり前の様に二人の衣服の前を開けて行く。
「良いのか、そんなことして?」
 それでもメズールには余裕があった。
「何を言っているゴッ!」
「我らには現地で慰安婦を徴用して良いという許可が出ている!」
「それは、後悔してもらおうか?」
 オーズにメダルを数枚持って行かれているとはいえ、不完全体でもこんな奴らに負ける様なメズールではないのだから。