凛子とコヨミは首輪をされて、首輪に繋がるリードを引かれ散歩をさせられていた。
「なぜこんな!」
 凛子が叫ぶ意味をコヨミは理解していた。
「私たちがペットだって見せびらかしているのよ」
「え?」
 凛子さんは本当に分かっていなかったのか、自分を見つめ、そして絶望した。
「ほんとに……」
 きっとこれから先の方がもっとひどい目が待っているだろうに……