「ひぃいいいいいいいいいいいいいん!」
 ピアスに与えられる快感と、絶望……毎回の凌辱を玲花はその都度忘れて精神を保っていたのかもしれない。
「さて、名誉市民を連れてくるか、この海にもいるからな」
「毎度これをしないと始められ無いからめんどくさいと、苦情も来てるからなぁ」
 勝手にゴーミン達は愚痴を言っているのだが。
「あれ? どこに?」
 名誉市民とその場に戻って来た時、砂の上に玲花のピアスが三つ残されているだけだった。