左京 葉野香
北へ。
ラーメン屋は大事か?の図
葉野香は薄暗い部屋にいた。 あまりにも単純過ぎる理由によって、借金だった。 「わかってますね、葉野香さん、あなたはここでやって来る殿方の要求にすべて答えなければいけない」 「く……」 わかってはいた、しかしいざとなってしまうと身体の震えは止らなかった。 「聞こえたんですか?」 「わ、わかった」 「わかりました、でしょう?」 「わ、わかりました……」 心を壊すように男は追い詰めていく。 「これでお兄さんのラーメン屋は安泰だというわけです」 「…………」 兄がこれまでして来た努力を知ってる、だから葉野香は借金取りからこの話を持ち掛けられた時断る言葉を持たなかった。 「では客を取ってもらいますよ」 素人を嬲りながら陵辱したがる客は多い、そんな時葉野香の様な境遇の娘はまさしくうって付けだった。 「では」 出ていった男と入れ代わりに脂ぎった男が入って来た、そして…… 「先ずは咥えてもらおうか」 と言った…… 「ぎゃあぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁあああぁ」 突然廊下に響いた男の叫び声に借金取りは慌てて部屋に飛び込んだ。 「どうしました?」 「こいつ噛み付きやがったんじゃ!」 股間を押さえてうずくまる客と葉野香を交互に見て。 「この馬鹿がぁ!!!」 借金取りは即座に葉野香をはり倒した。 「きゃぁぁぁ!」 脅えて震える葉野香は即座に謝る為の言葉が出て来ない。 「お仕置きが必要だね」 「いや、ゆるして……」 脅えながら後ずさる葉野香を追い詰めながら 「本来なら輪姦にかけるか一升瓶いっぱいのザーメンでマ○コをいっぱいにするかってとこだが……」 「お願い、もう噛まないから……」 縋るような葉野香は男をより狂暴な凌辱者に変えていく事を知らない。 「よし、組のもんのザーメン吸い出しとこれだ」 そう言って先の長いロートのようなものを取り出す。 「なに?……」 「これはな、お前のマ○コに突っ込んで子宮まで届くもんさ、タンポンよりも細いから処女幕に穴は開かないよ」 何を言っているのか葉野香にはわからない、しかしとんでもない事を言ってるのは理解出来た。 「口とマ○コと両方でザーメンを受けて処女受胎ってわけさ」 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁっぁあっぁぁぁぁぁっぁ」 密室に悲鳴が響いた。 「ホントかあれ?」 何人もの若い衆に取り囲まれた葉野香をマジックミラー越しに見ながら借金取りに征治が聞いた。 「嘘ですよ、何の支えも無しにロートがそこにあるわけがない、しかも若いのが入れないで済ますわけもね」 「悪いやつだ」 「いずれ輪姦になる、そしたら言い付けを守らなかったと次の仕置きをね……」 男同士でニヤリと笑う。 「ラーメン屋の跡地も使い方を考えないとな、そこであの女に客でもとらせるか」 「いいですね、それは」 すでに兄のラーメン屋が彼等の手で取り壊された事も知らずに葉野香は白い裸体を男達の中で躍らせていた。 |