蛇をごちそうしよう

天野みどり
トゥルー･ラブストーリー

蛇をごちそうしようの図

「おい、あれもってこい､たしか白いのがいただろう」
　学校帰りの公園で白い幸運の蛇の抜け殻を見つけた……
「お気に入りらしいからよ」
　週末には彼とプールの約束だった……
「おお､それそれ早くしろよ」
　でもダメに成っちゃった……

　天野みどりがその公園で襲われたのは偶然では無かったが彼等凌辱者達が調教済みの大蛇を連れていたのは偶然だった。
「普通は浣腸でもしてあの噴水でね」
　男はみどりの顔を水飲み場へむけると、
「あれで尻の穴の中を洗うんだけどね」
　こけしのような形をした飲み口の方を指差した。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
　その凶悪な言葉にみどりは無意識のうちに悲鳴をほとばしらせていた。
「こらこら」
　背後からやってきた男がみどりの口をおさえると
「人が来るぜ､気を付けないといけないのはお嬢さんじゃないのか」
　新しく来た男は前にいる男に顎で合図すると
「好きなものとまぐわらせてやるんだ、たっぷりと楽しんでくれ、おお来た、来た」
　一度下がった男の手には全長数メートルはあろうかという白蛇があった。
「幸運のお守りなんだろ、しかもこいつは女の穴が大好きでね、さっき開通したばかりのところに入れてやろうってわけさ」
　嬉しそうにそう言う男の手の中で、処女を散らされたばかりのみどりはガタガタと震えるばかりで動けなかった。
「嬉しくって言葉も無いってか、ゲラゲラゲラッ」
　ゴプッ……力んだ下半身から凌辱の名残が溢れ出しみどりに今起こっている非現実的な現象が紛れも無い現実である事を教える。
「いやぁ……　そんなのって無いよぉ……」
　ついに、こらえていたみどりも泣き出してしまった
「そうそう､その声が聞きたかったぜ、処女失ってもそんなに泣かなかったお前もこいつは嫌か！おい」
　こくこくと必死にうなずくみどりの顔は涙で濡れてグジャグジャであった。
「はい、いやぁ……　やめて下さい……」
　そして男は
「じゃあ､やめてやんないぜ、嫌がる事をするのが楽しいんだよ、やれ」
　その一言で蛇がみどりの身体に這わされた、そして……
「やぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁ」
　公園の林にみどりの悲鳴は鳴り響いていった､しかし助けは来ない。

「この辺もいい女がいますね征治さん」
　蛇に絡まれているみどりの姿をビデオに収めながら男が言うと蛇を持って来させた男が
「ああ、他にもいるかも知れんな、あの女から何人かクラスメイトを推薦させろ、狩りと行こうぜ」
　こうして青空高校を舞台に牝狩りは開催される事になったのだ。