二○宮 亜美
ラ○

プールに蔓延るもの……の図



俺達満足させないと窒息しちまうぞ!



 室内プールの高い天井に、水音だけが響いている。
 顧問の教師が姿を消すと、居残り練習を続けていた数人の男子部員は互いに目配せを交し合う。
 その視線が、一人だけ居残り練習をしている女子部員に集中した。

「い、いやっ…何をするの!?」
 男子部員たちはいっせいに少女に襲い掛かった。
 プールサイドに押し倒された亜美の着けた競泳用水着がたくましい手によって引き裂かれる。
 あらわにされた亜美の、極端に大きくはないが椀を伏せたように形のよい胸のふくらみを、いく本もの手が鷲掴みに揉みしだく。
「やめて…離して…あっ」
 少女の悲鳴がとぎれる。男たちは亜美をプールの中に沈めていた。亜美は必死にあらがうが、もとより男たちの力にかなうはずもない。やがて亜美の抵抗がやむと、男たちは亜美の顔を水面にひきあげる。
「まずはお口でやってもらおうか。嫌ならやらなくたっていいんだぞ。そのかわり、俺をいかせるまで、息継ぎはさせてやらねえからな」
 言い終わると男は亜美の頭を水に沈め、自分の分身をその口におしつけた。
 何秒かのためらいのあと、亜美は男子部員のものを口に含む。

「うおっ…二○宮…いいぞ…」
 男子部員の口からうめき声が漏れる。沈められて1分を過ぎるころから、亜美の舌使いは技巧はないながらも死にものぐるいのものになっていた。
 ほかの部員たちもそれぞれ水着に包まれた少女の下半身を手でなぶったり、水中に潜ってその胸に歯を立てたりと思い思いに亜美の体をもてあそぶ。
「くっ…」
 亜美の口を犯していた部員が白濁液を放った。
 水中で、亜美の口から水面に向かって白い粘液が糸を引く。
 少女のショートカットの髪が、水中で海藻のように揺らめいた。 




相沢内記さんに頂きましたありがとうございました。



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