役 小明
鬼神童子ゼンキ

調伏失敗……の図



あぐ……ぼ、亡霊が……ゼンキィ……



「ゼンキなんて大嫌い!!」
「うるせぇ!俺様がいなくちゃ何も出来ねえクセに!!」
「言ったわね…いいわよ今日の仕事は私一人でやるから!ゼンキなんかいなくても大丈夫なんだから!!」
 そう言ってゼンキを離れた所から呼ぶことの出来る輪具をゼンキに投げつけて荒々しく部屋を出ていった。
 いつものケンカであるがこの時ばかりはこの行動が千明の運命を大きく変えるものとなった…
 ゼンキとケンカした千明は一人でその日の依頼、廃墟の除霊に取り組んでいた。
「さて、除霊の開始ね、いつも憑依獣みたいな化け物ばかりだけど今回はラクそうね。
 私だってゼンキがいなくたってこれくらいの事できるんだから、見てらっしゃい」
 千明は一つ大きな勘違いをしていた確かに亡霊は憑依獣のような大きな力は持っていないが実体を持たない亡霊に人間からでは触れることすらできず憑依獣とは違った意味での手強い相手なのだ。
「後はこの呪文の詠唱が終わればこの依頼は終わりね。
 この廃墟の霊は一網打尽よ」
 そして、千明は除霊の準備を終えその最後の呪文の詠唱中に事態は起こった。
「ひゃっ!な、何・・・?」
 何かが千明の尻に触れたのだ。
「気のせいかな・・・?もう、呪文をまた最初から詠唱しなくっちゃ、ミスするとまた最初から詠唱って言うのが呪文の難点ね」
 再度詠唱に入る・・・そしてその最中に必ず何らかの妨害が入り中断。
「一体なんなのよ・・・もう、これで終わりにするわよ・・・え!?か、体が・・・」
 千明の体が急に動かなくなってしまったのだ。
 亡霊達による金縛り現象である。
 そして亡霊達による悪夢の宴が始まる・・・
「え?、何・・・何なのよ・・・?」
 状況を把握できない千明に対して亡霊達の無数の手が体をまさぐり始めた。
 胸、尻、股間・・・亡霊達は不安を煽るように少しずつ執拗に千明の体を弄ぶ。
「んっ、くっ・・・いやぁ・・・これが亡霊の仕業だって言うの・・・?」
 答える者は無く代わりに千明の体を弄ぶ手がその激しさを増す。
「こ、こんな事に・・・負けないんだから・・・呪文の詠唱さえ終われば・・・こんな奴らみんな消えちゃうんだから」
 亡霊達の執拗な愛撫による快楽の波の中で呪文を詠唱を再開する。
(も、もう少しで詠唱が終わる)
 その刹那、亡霊達が行動に出た。
「んっ!?むぐうぅ!!!」
 亡霊の1匹のペ○スが千明の口に入りこんだのだ、当然詠唱は中断された上に口を犯されたショックは千明の頭から冷静さを失わせるのに十分だった。
 そしてそれだけでは終わらず遂に下着にまで手がかかり露になった千明のマ○コに亡霊のペ○スが当てられた。
「い、いやぁぁぁ!!お願い!お願いだからそれだけは許してぇぇぇ!!!ゼンキ!ゼンキィィィ助けて〜〜〜!!!」
 千明のゼンキを呼ぶ声が廃墟に虚しく木霊する・・・
 そして懇願も虚しくペ○スは胎内に侵入する、途中にあった膜をも貫通しながら・・・
 最奥にペ○スが到達したのを確認するとピストン運動を開始する。
「あぐ・・・ぼ、亡霊が・・・ゼンキィ・・・」
 そして千明の口に、体の奥に熱いものを注ぎ込まれる感覚に襲われるのにそう時間はかからなかった・・・
 そして数時間後・・・穴という穴を犯された千明にもう抵抗する気力はもう無くもう身を委ねるだけの人形となっていた。
「ゼンキ・・・やっぱり一人じゃ私何も出来ないや・・・助けて・・・」
 しかしこれはまだ始まりでしかなかった・・・
 疲れを知らない亡霊達の陵辱はこれからいつ終わることなく続けられる。
 千明が体に温もりを持ちつづける限り・・・


 END



よっしーさんに頂きました、ありがとうございました



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