高貴な女性
オリジナル
血が出て来たぞの図
「電車の中で、痴漢の腕をこう、ひねってさ、警察に突き出した時もカッコ良かったなぁ・・」 「・・・・」 「ああ、あと、君に絡んできたチンピラのさ、股間をバシッと蹴り上げた時もあったよね!?」 「・・何故なの?」 声には先程の威勢はなく、少し震え気味ではあったが、その口調と視線にはまだ、彼女の強さがハッキリと表われていた。 僕の素性を聞き出す事には諦めたのか、今度は「理由」を聞いてきた。 「何故って?それはねえ、男ってのは、女を屈服させるために生きてるからなのさ」 僕の答えに、彼女は軽蔑の眼差しをさらに強くした。 「何故・・私を?」 当然の質問だろう。俺は彼女の事を知っているが、彼女にとって俺は見知らぬ存在だ。 −−まあ、俺にとっても、彼女の事は「街で(たまたま)見かけた気丈な少女」でしかないのだが。 「君を狙った理由?そんなの決まってんじゃん。 体の自由を奪われて、裸にされて、顔に精液までかけてやったのに、そんな態度を取っていられる女だよ、君は? ・・・・そんな女の子に、どんな事をすれば屈服させられるのかね?」 言いながら、彼女の乳首に針を通す。 「つっ・・」 両乳首にピアスをされても、彼女のプライドは揺らがない。 「さて、ちょっとコーラでも買いに行こうか?」 俺は2つのピアスをつなぐ糸を乱暴に引いた。 「うあっ!?」 乳首を引かれる痛みに耐えられず、彼女はよろよろと立ち上がった。 「さあて・・君は何が飲みたい?選ばせてあげるよ」 糸を引きながら、俺は玄関へと向かう。 「いや・・それだけは・・」 俺の発言の意味を理解した彼女は、ようやく動揺の色を示した。 「ふふふ・・お楽しみはこれからだよ?」 乳首を引かれ、震える足取りでついてくる彼女の蒼白な顔を眺めて、俺は少し満足した。 ぺどはさんから頂きましたありがとうございました。 |