憎むべき存在に改造された愛すべき男性だった異形に犯され続けるフィリスには、既に自らが犯した過ちに対し懺悔する事や後悔する時間は無かった。
自らの体に流れる魔の血を忌み嫌うが故に幼少時から異性との関係を極端に避けていたのが仇となり、思春期になって初めて本当に心の底から異性を本気で好きになったフィリスは自らの感情をコントロール出来ず、その結果愛する異性ライル・エインズワースとその仲間達を裏切るような行為に走る。
ただこれで怒られたりしたならばまだ良かったのだろうが、フィリスの事を理解していたライルとその仲間達は彼女の行為を許してしまったのだ。
「…ぉ…ぇ…んなぁ…ぃ……」
そしてアイザックとの戦いに敗れ他の仲間達と共に囚われの身となった後フィリスは自らの行いをとても恥じ、自分はどうなっても良い良いからと仲間の解放をアイザックに申し出たのだが、アイザックからの返答は顔と胴体しか原型の無い異形に改造されたライルだった。
「……ら……る……さぁ……ん」
それからは愛する者からの愛無き凌辱の日々が延々と続き、膣に精液を出されては妊娠と出産を繰り返している。
ライルが完璧な異形に改造されていない事もあり、毎日着替えや食事は提供されているもののフィリス達の精神は日に日に削られ、今では自力で着替えも食事も出来ない状態だった。
故に下着も最初はちゃんとした物を毎日変えていたのに、今では効率重視で競泳水着やハイレグのレオタードを一週間に一回交互に着替えさせられており、触手やスライムによって排泄物の処理や食事の接種も口やアナルの開発も含めて強制的に行われていた。
異形と化した思い人に犯される事が自ら犯した罪の贖罪となる事と願いつつも、フィリスは視界に映る他の仲間達の虚ろな視線に毎日自責の念に駆れる。
その眼が自分を責めてくれるならば良い、しかし現実は虚ろながらも仲間の目は彼女を許し……共にこの苦難を受け入れようとしているのだ。
この中で唯一の救いとなるのは、サキュバスの血をひくが故にフィリスは妊娠率が低く、他の仲間達よりも凌辱される時間が多い事だけだった。
ライルの下半身から延びる触手や彼の体から分離した彼の一部というべきスライムに自らの体を犯されたながら、フィリスは妊娠しお腹の大きくなったモニカ・リサ・ジャスティン・瑞穂達が凌辱されていないことを、彼女たちと同じ虚ろな目でスライムに射精されボテ腹となりつつも確認し、ただ終わりのない凌辱に身を任せるのだった。
その後時が来て天寿を全うした後再びこの世に生を受けたフィリス・瑞穂・ジャスティン・リサ・モニカの五人は、前世の因縁か今度は転生したライル本人の意思で再び凌辱と調教をされる事となるも、彼女たちも進んで彼の雌犬となり事を望みその熱くドロドロとした欲望を時を超えて膣の中へと注ぎ込まれるのであった。
(END)
八雲さんから頂きました。