とりあえずダイジェストというか画が無いと話がつながんないけど……


その726
『なぜ……エ○様の従者になど……』
 夫人は一人で陰にこもるしかない
『たしか、ア○国に仕官したと聞いていたのに……』
 そして、今度は何事もなかったかのようにエ○に追い付くと案内して城内に入った
「この度は」
 わざわざ執務室の前でドアを手ずから開けて中へエ○を入れると
「いい尻になったな」
 兵長が股すれ違いざまに耳打ちするのだ
「いいえ……お付きの方には別室を用意してありますけど」
 今度はポーカーフェースを崩せさずに言えただろう、いや顔は赤かったかもしれない
「そうか、どうしましょうかエ○様」
 そして話しをエ○に振り、眼光でエ○を脅すのだ
「それに、その荷物も」
 夫人は兵長が持っていた大型のバッグを指差しながら
「よほど大事な物が入ってるようですね」
 会話をしながらいつものペースを夫人は取り戻した、今は自分は領主夫人相手は兵士なのだから、昔とは違うのだからと
「はい、命と同じものですから」
 兵長は慌てずに答える。
「これからこの世界の人々の命の行く末に付いて話し合わねばなりません、退室して下さい」
 そこにはエ○のようなお姫様とは違う領主夫人としての威厳があった。

その727
「……」
 二人のやり取りにエ○は寒くなっていた
「そんなにエ○様が心配なのですか?」
 夫人は余裕の表情で兵長を見上げ
「早くして下さい」
 押すように室外に向けたのだ
「クレメンティア……」
 名を直接呼ばれようとは思いもしなかったのだ
「なにを」
 しかし睨み返す余裕をもってそれに抗する
「奥様とお呼びしますか?」
 そう言いながら兵長は外へ出て用意されている別室へと向かった
「たった一人とは言え、あのような無礼者を置くのは如何かと思いますよ、エ○様」
 夫人はエ○に笑いかけながら語りかけたがその目は笑っていなかった
「知っているのですか? あのものを」
 先程のやり取りはエ○の興味を引いていた
「それよりも……お爺様が挙兵されたそうですけども、エ○様はその事ご存じないようですが?」
 話を反らされたのはわかる、が問題は
「フォイ○ン王が……挙兵」
 何度も助けを求めた、が今まで動く事を嫌っていたのだ……
「ほら、私共が協力する理由がおわかりになりましたか?」
 そして話しは続いた

その728
「ほら、狭かったろう」
 兵長は部屋の通されるとすぐに鞄を広げた
「んん……んん」
 その中にはリネットが緊縛された状態で窮屈にしまわれていた
「おお?キツイか?」
 縛られた腹を揉んでやると身をよじって逃げようとした
「お腹の中で温まっているみたいだな」
 馬の精液を詰め込んで来たのだった
「恨めしそうだな? 裸のままこの国の中には入れないだろう?」
 馬鹿にしたように言う
「まあ、そう怖い顔をするな」
 足の縄を解いて猿轡も外して
「この……私を帰してよ……国へ……」
 またこの道中何度も言った泣き言をリネットはくり返した。

その729
「まだ残ってるじゃねえか?」
 兵長は浣腸器をかかげて見せる
「便利だろ? これこんな状態でも尻の中に何かを入れられるんだぜ……こいつをもっと早く知っていればシー○にも使ってやれたのに」
 タプンタプンとゆすってさらに馬の精液をリネットの中に流し込みながら
「んん……もう……いや、やめ……」
 足の縄が解かれていても動けるものでは無かった
「ああ……ケダモノ……」
 かつては気の強い姫も今ではただの女以下である
「さて排泄するか?」
 毎度のように観察される事もリネットにはたまらなく嫌だったが……一度屈伏してしまってからは抵抗しても無駄なのではと言う意識が先に立つようになっていた。

その730
「出さしてやる」
 兵長は浣腸器に繋がった管を抜くとそれ以上中が出ないように管を挟み押さえる
「やぁ……ここでなんて嫌です、はやくトイレに……」
 いつまでも羞恥心を失わないところにこの姫の価値があると兵長は思っている。
「裸で縛られたまま外に出るのか?」
 嬉しそうにその浣腸器の蓋を取るとリネットの股間に置くと太股で挟めと言わんばかりに足を叩いてやる
「ああ……」
 リネットは他にするようも無いというように浣腸器を足で挟むと首を大きくゆすり
「いやぁあああああああああああああ……」
 何度も見られたその行為を今日も羞恥で表情を染めながら再び彼女の身体に入れる為の器具の中に戻していくのである。

その731
「よし、俺は用があるんでな」
 兵長がリネットの腕の縄を解きながらそういって手の中に浣腸器を渡した
「え? これ」
 汚らわしいものを持つようにそれを投げようとしたリネットだったが
「それをこの部屋にぶちまけるのか? 仕置きが必要になるなぁ」
 仕置きの一言で行きが止まる
「そんな」
 リネットが泣きそうな声を出したのを嬉しそうに
「あははははははは、シー○ならそこでもっと強気な事を言うぜ、おめえは二級の姫だぜ」
 そう言われても天下の聖女王と比べられてもどうしようもない
「その中味は、俺が戻って来るまでにお前とエ○の二人で処理しておけよ、どうやって無くしてもいいが捨てたら仕置きだぜ」
 そして仕置きと言う言葉でまたリネットは動けなくなった。

その732
「まさか……再びまみえようとはな」
 クレメンティアは自室にて待ち人をしていた、予感が会ったのだ
「いい身分じゃねえか?」
 確信であったと言って良いそれは確かにあたっていたのだ
「久し振りね、何年ぶりかしら?」
 ドアには鍵などはかかってはいなかった、だから兵長はそこにいたのだ
「忘れちまったぜ、そんな昔のことはよ」
 兵長は少し険しげな表情を向けて
「あの時はお互い若かったよね……」
 そしてクレメンティアと視線が絡まる
「泣き叫んで、そしてよぉ」
「焦って何度もやり直して……、どこのぼっちゃんかしらね」
 お互いの初体験を共有する二人だった。

その733
「まあ、ちゃんと国王夫人かよ、すげえな」
 兵長は目の前の女の昔を思い出してそして
「まあ、昔からそう言う女だったよな」
 ある意味確信的に
「何言ってるのよ、私の身体を隅々まで開発したのはだれだった?」
 はじめてはレイプで始まった、がそれが途中で失敗すると二人は共有の後ろめたさの中で初体験をすませた
「お互い様だぜ、俺が今の様に強くなったのはおめえの中でだったぜ」
 クレメンティアは胸を押し付けるようにして
「で、お姫様を奴隷にして何を企んでるの?」
 いきなり本題に入る
「なんだよ? 乗ろうって話なのかよ」
 兵長もその身体に興味が出て来たらしい、昔お互いのそれを知ってる時の物とはまるで違っているらしい
「どちらに付くのが得なのかと思ってね」
 クレメンティアも一国を預かる実なのだ
「俺……」
 冗談だと思ったらしい
「何言ってるの? いっかいの護衛が」
 馬鹿にしたような表情になる
「俺の実力が知りたいみたいだな」
 剣呑な光を兵長の瞳が宿した。

その734
 バリ!
「キャァ」
 兵長が振り向いた時にはもうクレメンティアの衣服ははじけ飛んでいた
「こういう事は昔から上手かったが、お前は知らないだろう?」
 だが初めての時のレイプも同じようなシチュエーションであったと思える
「あなたと言う人は、ここは私の国であると理解出来ているのかしら?」
 一瞬の悲鳴はあったものの胸をさらけ出したままで彼女は余裕があった
「わかっているさ、だがこうなる事も予想の範疇だから俺を部屋に入れたんだろ?」
 部屋の外にいるべき護衛の兵は今日は下がらしてある
「お互いの成長を確かめあおうぜ」
 兵長は持ち込んだ鞄の中味をいくつかこの部屋まで持って来ていた……

その735
 ギュギュ!
「んんんん!」
 リネットの言葉を塞いでいたギャグをクレメンティアのその口に填めるのに兵長はまるで舞うかのように行なった
「俺の成長を見せたらきっと黙っていられないだろうからこれは、その為さ」
 そう言いつつ縛りをくわえる
「こうゆう事はあの時は出来なかったさ」
 絞り出された胸を揉みしだきながら
「でっかくなったものだ、これが人のものだと思うと、あのまま自分のものにしておけば良かったと思うぜ」
 心にも無い事を言いながら、兵長の頭の中には朝までの凌辱劇が思い描かれているのだった。

その736
 グイ!
「あはは、良く開く尻だぜ」
 兵長は何かの果実を持ち出していた
「この手のものも何を使えばどうなるかってよく知ってるから安心しな」
 そう言いつつその汁気の多い果実をクレメンティアのアナルへと押し付けていく
「こいつは毒なんだよ、普通は食べたりしない……食べたらまあしばらくは高熱が続くだろうなぁ」
 気楽に言いながら二つめを押し入れていく
「だが、こうやって使えば簡易浣腸ってわけさ、いやぁ屋外ではこっちの方がメジャーだろうなぁ器具は地○人が教えてくれるまで知らなかったし、まだ数は無いだろうからもしかしたら知らないか?」
 何やら饒舌になっていた。
「いくつ入るか試してみようぜ、ああ皮が破けなければ浣腸にはならないからよ、尻を開くようにしてれば安心だぜ」
 既に5つつめに取り掛かりながら兵長は上機嫌だ
「これはエ○にもまだ使ってないんだぜおめえで実験って事だな」
 だが、言葉で相手のプライドを傷つけることを忘れたりはしないのだった。

その737
「さあさあ全部でいくつ入ったか覚えてるかい?」
 首輪に紐を結わえながら兵長は廊下へとでた
「んんんん!」
 流石にそこまでするとは思っていなかったクレメンティアは慌てた
「大丈夫だって、おめえがどんな女か城の奴等は知ってるんだろが」
 この状況で女が嫌がったからと言ってやめる兵長ではない
「さあ、先へ行きな外へでるんだ、誰かに会わないように行くにはおめえが案内した方がいいだろ?」
 そしてこの状況の中先に行けと言うのだ
「嫌なら勝手に行くが?」
 クレメンティアは歩き出した

その738
「あっちあっち」
 外に出た後で裏庭へと兵長が誘導する
「そうそう」
 何度か警備のものをやり過ごす為に草むらに隠れた、その度に下腹部を押されるのだ
「まだ、割れて無いみたいだな?」
 そして、エ○に割り当てられた部屋の外にやって来たのだ
「俺の仕事見してやるよ」
 中ではリネットとエ○が浣腸器にたまった馬の精液を挟んで途方にくれている最中だった
「!!!」
 クレメンティアの表情が語る、そこにいるリネットに驚いているようだった

その739
「私が……」
 巻き込んでしまった事に対する後ろめたさがエ○にはある
「そんな……こんなものを」
 リネットは葛藤の中にいる、今の彼女に与えられる食事は馬か兵長の精液だけだ、飲みたくは無いが……飲まなければ飢えが待っていた。
「私がやっぱり」
 二人の間で何度その浣腸器が行き来したのだろう
「でも……リネット様」
「エ○様」
 二人とも好きでやってるわけでは無かった、いつの間にか魂に兵長が刻まれているのだ、噂に高い聖女王シー○とて兵長の言う通りの状態になっているだろうと二人は身をもって実感したのだ。
「じゃあ……一緒に」
 ようやくエ○が口を付けた、兵長が覗いているとも知らずに……

その740
「で、ここの奥様もあの仲間に入れてやろうと思って来たら、あんただったってわけだ」
 エ○を見せながら兵長は嬉しそうに説明していた
「まあ……せっかくだから殺気の実を潰してやるよ」
 そう言うと一気にクレメンティアの尻の穴に
「突っ込んでやる! こっちの使い具合はどうかな?」
 ズブッ!
「んんんんんんんんんん!」
 ギャクの向こう側で叫び声がくぐもる
「あははは! さあ潰れたぞ、ドンドン糞がしたくなるぜ! いつまで我慢が出来るかな」
 兵長は嬉しそうに抽送する
「ぐ……」
 そして腹痛が増すのだ

その741
「何処へ行こうってんだよ?」
 無限にも思える時間が何処か感覚を麻痺させるようもある
「んんんんん……」
 兵長はクレメンティアの尻の中に欲望の液体を吐出すと面白そうに様子をうかがっていた
「トイレに行きたいのか?」
 わかりきった事を聞いては後ろ手に縛った手を掴んで移動しようとする彼女を引きずりもどした
「あはは、覚えてるか? 初めての時もお前はそうやって俺から必死に逃げようとしたよな」
 初めての時を思い出していた
「お前はもっと可愛げがあったよ」

その742
「私忙しいんだけど?」
 呼び出されて素直に出て来たクレメンティアの第一声は行動を裏切るものだった
「なんだよ、じゃあ何でここにいるんだ?」
 彼はいじけるように言うのだ
「で、今日行って来たのはたしかギブ○家だったわよね」
 頷くしかない
「またダメだったのね……騎士になるなんて普通は出来ないわよ、生まれがねぇ」
 慰めにもならない事を言う
「なんだよ、お前だってそうだろ?」
 情けないと思いつつ夢を語り合ったのはいつの日だったか?
「私は……近づいてるわよ」
 彼は仕官して騎士になり領地を治めるようになること、クレメンティアは貴族に嫁いで生活を安定させること
「なんだよ、メイドじゃねえか……」
 コツンと頭を殴って見せる
「座りな、まったく負け犬になって帰って来ちゃってさ、私にはお金は無いけど家名があるからね、メイドして近いのさ」
 わざわざ彼の為に用意しておいたらしいお弁当を広げながら
「しばらくはどうせ二人だけしか知らない夢じゃないの……誰か聞いても馬鹿にするけど……お互い色々先は長そうだけど……」
 それはいつものクレメンティアの得意のフレーズだった

その743
「早く食べちゃいなさいな、私もそんなに遅くまで外にいられないからさ」
 彼はがむしゃらに食べた、仕官に行った家は何処でも後ろ立ての無い彼を門から入れもしない、ギブ○家は面接をしてくれただけましなのかもしれないのだ。
「次は……ラース・○ウだ、今度こそ」
 彼の元気が戻って来たのがわかった
「その調子よ、今のままだとあなたは私の視界の中に入って来れないからね」
 金の無いやつは人間じゃないと言わんばかりだ
「わかってるぜ、俺がきっちり領地持ちになった時に行き遅れてたら俺がもらってやるからな」
 こつんと頭を殴る
「まったく、さっきまで死にそうな顔してたのに、現金なやつ」
 クレメンティアの屈託の無い笑いはある意味救いだ
「ありがとよ……」
 だから素直にお礼が言える
「バーカ、そう思うなら早く立派な領地持ちになりんだね」
 クレメンティアは立ち上がるとお屋敷の方に帰っていった。

その744
「えっと……」
 メイド長の命令は絶対だった
「今度はあなたの番よ」
 クレメンティアは外出から帰るなり呼び出されて上着を剥ぎ取られていた
「何を」
 戸惑いが隠せ無い
「何を子供のような事を、親方様のお相手ですよ」
 それは、ついに回って来た瞬間だった
「ご指名がありましたので身体を清潔にするように、そして傷が無いか私がチェックさせて頂きます」
 恥辱の瞬間だった

その745
「処女のようね」
 メイド長のチェックは細かく股を広げさせておいて念入りにそこを調べてそう決断した
「う……」
 クレメンティアは自分でも驚くほどショックを受けていた
「こんな事をみんなも」
 涙は流したく無いが
「なにを馬鹿な質問を、当然です」
 お金が無いと言うことは尊厳も守れないと言うことなのだ……親が騎士の出であっても落ちぶれていては処女までも売らねばならぬと言う事なのだから
「今夜からは外出はダメです、いつ御呼びがかかってもいいようにしておきなさい」
 メイド長はそう言うと彼女の部屋に何やら怪しい香を焚いて出ていった。

その746
 覚悟は決めたはずだった
「いつなんだろう?……」
 貴族の偉い人と結ばれる瞬間を夢見てたはずだ
『これは違う』
 心がなにかを叫ぶ
「後悔なんて」
 相手はア○国の国王だ
「申し分ない……気に入られなくては」
 必死でそう思おうとすればするほど彼女の顔は泣き顔になっていく
『これでいいの?』
 後悔なんて……自問自答は堂々巡りを繰り返す
「ダメ!」
 そして突発的に暴走するのだ。

その747
 自分が暴走をするような人間であった事にこそ驚きと言う物を感じるのだろ
「今は……それを」
 肯定している。
 つまり逃げ出していたのだ
「何処に行こうなんて考えて無い……だた足が進むままに」
 自分を自分として今は何も考えていなかった
「後悔するのかも……」
 そして……街へと

その748
 彼、後に兵長と呼ばれる彼がドアを開けた時にそこには俯いたクレメンティアが立っていた
「おい……」
 で、何を言うでもなくじっとしているのだ
「用が無いなら帰ればいいだろう?」
 昼の話しを思い出しても面白い物では無い
「こういう状況では中へ入れてくれるのがスマートな男と言う物だ」
 口を開けば悪態なのだが、それもいつもと様子が違っている
「おいおい、何いってるんだ?」
 そしてそのまま彼の脇を通りクレメンティアは室内へと侵入した
「いいのかよ?」
「そんなことは! ……考えて無い」
 それが本音なのだ

その749
 考えていないと言いつつもクレメンティアは真直ぐに彼のベッドに上がると衣服を脱いだ
「好きにしていいよ……」
 初めて見るクレメンティアの意地らしい姿と言うべきだったろう
「冗談じゃないんだな」
 ここで冗談と言われてももう収まりが付く物では無い
「なんだ……怖じ気づいたのか? さっさとすればいいじゃないか……私の処女ををくれてやるって言ってるんだから」
 振り向いた彼女の顔は泣いているのだ
「わかったよ……理由は聞かないぜ」
 あたふたと自分の服を脱ぎ,ベッドに上がる……彼にとっても初めての瞬間が近づいていた。

その750
「あ……おい……そんな……」
 お互いが始めてと言うのはなかなかにして悲劇と喜劇が付きまとうもので……
「ゴメン……」
 彼は何度か入口を擦り上げた後にクレメンティアの下腹部に盛大にぶちまけて果てた
「いや」
 そしてその逸物は大きくならなかったのだ
「こういう事も……あるよな」
 大きな喪失感とちょっとの安堵、そして気まずさがその場を支配する
「帰るわ……ゴメン騒がせたわね」
 そのまま消えていくクレメンティアの後ろ姿に彼は声をかける事が出来なかった……
「ちくしょう……」
 腸が煮えくり返るような感覚と言う物を初めて経験した、何度仕官に失敗してもここまでの怒りは覚えなかったのだ

その751
「危なかったわよ、こんな所で大事なものをあんなのにやろうとしてたなんてね」
 屋敷に戻った時に誰にも見られなかったことは幸運だったろうと思う
「はう、私もやきが回ってるなぁ」
 クレメンティアにとって売るべき商品だった処女だ、高く買ってもらわねばならないそれをただで将来もしれない男に
「馬鹿だなぁ……」
 たとえ気があうとしても、お互いの夢を語り合う仲だとしてもだった
「まったく」
 口に出してみて自分を落ち着かせる
「さて、寝よう」
 その時、燐光がゆらいだ。

その752
「何か……曇ってる?」
 振り向けなかったと言っていい、そこにあるものが想像付いたので
「ここを破ってもいいのか?」
 そして彼の声が聞えた
「最悪」
 窓の外にいるのだ
「帰って……さっきのことは忘れてよ」
 振り向かないでそう言うしかない
「破るぞ」
 ガラスが割れた

その753
「いやぁああ」
 振り向くとそこには先程とはまるで感じの違う彼が立っていた
「犯す、俺は女から逃げない」
 それは覚悟だとクレメンティアは思う
「だからといって、もうあなたに上げる気は無いわよ」
「だからレイプする、お前が欲しいからな」
 彼はクレメンティアを押し倒した。

その754
 クレメンティアは兵長にとって初めての女性で、兵長はクレメンティアにとって初めての男だった
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 レイプによるものだったが、兵長は怖じ気づいていたのだがそれでも女を食い物にして生きる事を望み……そしてその行為に及んだのだ。
 クレメンティアも兵長も一時は国を出る事になる……そしてお互いが今の場所で今の地位を手に入れる事になったのだ。

その755
「え……」
 兵長が室内に入って来たのはエ○がガラスケースから顔をあげた瞬間だった
「いい飲みっぷりじゃないか」
 誉めているのかバカにしているのかわからないような物言いだ
「その人……」
 兵長はこの地の女王を四つん這いにして背後からのしかかった状態で歩いて来たのだ
「あははははは、おめえ達の先輩というわけだ」
 ギャグが言葉を奪っていた何か否定の言葉を発しているらしいがエ○には聞えない
「でも」
 いやがっているのだろう事はわかる
「俺の始めての相手だ、そしてこいつの始めても俺だったりするわけさ」
 その言葉で動きが止まるのが真実だと言っていた
「え?」
 おかしな気分だった
「嫉妬かよ、エ○」
 それが真実かはエ○にはわからない。

その756
「領主夫人のクレメンティアとはもう会議は終ったんだよな」
 兵長はエ○に向かってそう言いながらクレメンティアを押し倒して行く
「お、転ばないか」
 エ○が見ていてもわかるのはクレメンティアが排泄を我慢している事だろう、散々兵長にはそれで弄ばれた
「辛そう」
 兵長は当然と言う
「だってよ、新しい浣腸を試している最中だからな」
 やはり浣腸だった
「そんな、早くトイレに……」
 エ○の偽善者ぶりに
「黙れよ、ここで排泄させるんだ、そしてそれをお前たちが処理するんだよ……そうすりゃこの国だってよ」
 今のエ○にとって優先事項はこの国に留まり協力を得る事よりも逸早くフォ○ゾン王に会いに行くことなのだが
「処理ですか?」
 リネットがようやく口を開いた
「お前がやるか?」
 脅えた表情が兵長を見た。

その757
「私が!」
 エ○が兵長の前に出る
「いい心掛けだ」
 そう言いながらリネットの持っている浣腸器を取り上げると
「これに出させるんだ」
 兵長はクレメンティアを膝立ちにさせると
「わかったか」
 エ○を押し付けた
「わかりました」
 エ○はクレメンティアの股間に浣腸器を押し当てていく
「クレメンティア様! こちらにおいでですか! クレメンティア様!」
 いきなりドアをノックする音が響く
「んんん!」
 三人の美女が身体を堅くする
「何だ?」
 兵長も開けるか迷う瞬間だったが
「一大事です!」

その758
「ほら声をかけてやれよ」
 兵長はクレメンティアのギャグを外す
「ん……ダメ……」
 股間にあてがわれた物のせいで排泄に意識が集中していたクレメンティアはもうそれを押し留めてはいられなかった
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 外にいる兵に声をかけるどころでは無かったのだ
「クレメンティア様!どうなされた!」
 兵が声を荒げる
「な……なんでも無いのです、……何がありました?……」
 必死にそれを覆い隠そうとする
「大丈夫なのですか? 今の声は」
 それでも開けて良いと言われるまで開けない
「かまわん、何か?」
 だからクレメンティアも開けさせないのだが
「ミの国……陥落……」
 それは何を意味するのか一瞬誰も気がつかなかった
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 エ○の悲鳴が室内に響き渡った。

その759
 バシャバシャバシャ
「いや……いやぁ」
 クレメンティアの後ろで浣腸器を構えていたエ○がふらふらとそれをこぼしていた
「ひぁああ」
 慌てたクレメンティア声が洩れ
「誰かぁ」
 助けを呼ぶ物だから
「クレメンティア様!」
 兵が三人ようやく入室を許されたと入ってくる
「クレメンティア様! な……何事か……」
 そしてその光景に絶句するのだ
「こいつはしくじったな、敬謙なる従者様には刺激が強いらしい」
 兵長は今度も慌てもせずに言いのける
「出ていきなさい! あなた達」
 クレメンティアの命令は先程の言葉を訂正するも
「そうするわけには行きません」
 兵達はその場を動こうとはせずに
「こんな状況は許されない」
 断固とした声だった

その760
 ボロン
「やはりあなたはそういう方でしたか」
 兵達の行動はクレメンティアの意表を付いた
「何を言い出すの?」
 三人の兵は自分の肉の凶器を掴み出すとクレメンティアの回りを囲んだ
「この淫売め」
 目には狂気
「言うことを聞きなさい」
 兵達の目には実の所最初からクレメンティアの身体しか無かった
「親方様をたぶらかしてこの地を手に入れたまでは良かったがな」
 そう、老い先短い前領主をたぶらかしたのは本当だった
「俺達は納得してなかったんだ。」
 兵長は笑いながら後ろへ下がるとエ○を抱き締めていた
「すぐに取り戻せばいいさ」
 クレメンティアの様子を見ながらもエ○をフォローしている
「なんと」
 領主にはカリスマが必要なのだとゆうのがわかるありさまだった
「俺達を納得させないといけないのさ」
 輪が縮まる

その761
 クレメンティアの凌辱などは目に入らぬ風にエ○は呆然としていた
「エ○様、どうしたいんだよお前は」
 兵長は、その状況のエ○に決断を強いるのだ
「え……え?……」
 何を言われたかもわかっていない様子で
「わからないのか? おい……お前は何の為に旅をして来たんだ」
 国を救う為だった
「あなたなどに……」
 エ○の顔に表情が戻って来る
「言われたく無い! 私は……私は……あああ……お母さま……お父様」
 ここまで辛い事に耐えて来れたのは一重に国を思う強い意思があったればこそだから
「だからお前はどうしたいんだって聞いてるんじゃねえか」
 兵長といえばエ○の悲しみなど意に介するでも無く
「どうしたいって?」
 意図がわからないようで
「旅を終わりにするのかよ」
 そうゆう事なのだった

その762
 クレメンティアが開放されるまで丸々一昼夜を要した、だからエ○には考える時間があったと言っていい
「みんな満足したかよ」
 兵長が城兵達のなかで犯り足りないものを探してはクレメンティアと盛らせていた
「良し!」
 いつの間にこんなにも城兵を手懐けていたのかと思えるほどに
「このあとはどうするんだ?」
 そうやって聞いて来る若い城兵達に次々に何やら指令を出しているようだった
「まあ、クレメンティアには領主代行をしばらくやってもらうとしようか、ここにいる皆のペットの立場のままでな」
 クレメンティアの知らぬ所で事は急激に進められていた
「あの……お話があります」
 エ○が兵長の所に来てそう言ったのは更に一昼夜経ってからの昼だった
「おう、だいたいの事は済んだし話しを聞いてやる暇もあるぜ」
 兵長は階級で言えば偉くは無い、この場のトップの存在だった
「心を決めました」
 覚悟を決めた顔に
「いい顔をするようになったじゃねぇか」
 兵長はエ○を正面から見ながら笑いかけた。

その763
「私……国を取り戻す……そこに母や父がいなくても……ドレ○クの非道を許してはおけません」
 一言一言をゆっくりと重みのある物にしながらエ○は語った
「そうか、まあよく決心したな」
 子供をあやすように腰を抱き上げようとする
「やめてください……ふざけないで」
 エ○は涙をこらえているようだった
「国を取り戻す為に協力国を探すのか? 今までと同じように」
 そうなのだ、一人で回っている時も兵長と回っている時もドレ○ク軍のあまりの精強さに味方などいなかった
「お爺様の所に行きます……ラ○の国フォ○ゾン王の元へ」
 ア○国との戦闘状態に入ったとの話しも聞いていたからだ
「それはいい手だ、でどうやっていくね? エ○あんたは俺にお願いしなきゃいけないのさ……協力してくれってな」
 兵長が優しい言い方をしたので一瞬気が付かなかったのだ
「行ってくれるのですか? 戦う為に……」
 どうやって自分を開放してもらうかをエ○は考えていた
「一緒に戦うぜ、まあ……あんたにもそれなりの代償を支払ってもらうけどな自分の意思で」
 エ○の股間に視線を落しながら兵長はにやけている
「何を……」
 そしてエ○も自分のまたを見ながら気が付いたのだ

その764
「私の処女を……捧げます……あなたに」
 恥ずかしさに顔から火がでるようだった
「良く言ったぜ」
 その日の晩にエ○にあてがわれた部屋に兵長が赴いての第一声だった
「それで……協力してもらえるなら」
 泣かないつもりだったが涙が溢れた
「まったく、知ってるかそういうのを売春って言うのだぜ」
 だいたい今までエ○の処女は手付かずだったのが不思議なくらいである
「はやく……してください……」
 エ○も心を決めたからには一日でも一時間でもはやくここを出立したいに違いない
「よし、明りはこのままでいくぜ」
 今までアナルを散々に調教して来たのだ、エ○は兵長の肉凶器を見た時には身体が疼くのを自覚しないではいられなかった
「本当に俺を待っていたみたいだな」
 兵長はゆっくりと次第に荒々しくエ○を征服した
「奴等には俺も恨みがあるからな……」
 エ○にはほとんど聞こえなかったが兵長はそう言っていた、そしてそれが他の人の為だろうと思える時の胸の痛みが
「私は……」
 嫉妬だとはエ○は知らないのだ

その765
「やっぱりオーラシップがあるんじゃねぇか」
 エンジンの起動が確認されて艦橋が揺れる
「発進準備完了!」
 いつの間にかクレメンティアから兵長へと忠誠の対象変えた兵達が忙しく走りまわる
「良し、オ○ラバトラーの積み込みは完了しているか?」
 とりあえず聞いて見るのは兵達に臨場感を与える為で本当にそれが知りたいのではない
「は、2番艦3番艦ともに完了いつでもいけます!」
 そして最後の号令を待っているように艦橋は音を消していく
「ん……んあ……」
 その中に似つかわしく無い淫猥な色をのせた兆したような声が響く
「自分で言いたいのか? エ○」
 艦長シートの上で兵長を跨いだかっこうでエ○が繋がっていた
『あああ……』
 それだけでは無かった、艦長シートの両脇にはクレメンティアとリネットか艦長シートの上段にかけられたイルリ浣腸器に尻穴を嬲られながら四つん這いで這いつくばっていた。
「喜びの声しか出んか……よし!」
 兵長はエ○の手を取ると前方へ突き出し
「ラウ○国へ発進!フォ○ゾン王と面会する!」
 そして……3隻のオーラシップは旅立った。



その766
 呼び出されれば自分から連れ出されるというのも、恥を知らない行為ではある
「ほら、王女様……行きましょう今夜もとっておきを」
 兵長に言われたという男は自分の楽しみとしているとしか思えぬ顔で夜になるとシー○のベッドに訪れた
「参りましょう……」
 シー○の中で解けた薬が徐々にシー○の思考を奪うようだ……昨晩子供を失った……にもかかわらずその悲しみの中にいさせてくれないのという事がシー○を絶望させる
「いい薬でしょう?」
 そう言いながら出かける前にまた一粒づつアナルと前に埋めていく
「そんな……」
「あなたが子供を失った悲しみを忘れるために高い薬を用意しているんですよ」
 子供を殺させておいてよくいう
「なら……んん……」
 じっとしているだけでも気が変になりそうなほどの焦燥感が身体の中から沸き上がる、一時でも何かを考えている事を拒否するように肉体が快楽を求める。
「昨晩仕込んだもので今日一日平気でしたか?」
 平気では無かったから……こうやって付いて来たと言うのにわざわざ言わせる事に意味があるように
「辛かった……わ……」
 人気の無い所まで来ると男は声を出して笑うようになり
「それはよかった……もっと気持ちよくしてあげますよ……都脱出までまだかかりそうですからね、あなたに使えるものは皆低能だ」
「バカにするのはおやめなさい……」
 シー○は自分をバカにされるよりも嫌だと感じた。
「まあ、そうですね、あれでも仲間ですから。あまり速くでもちゃんとあなたを妊娠させられ無いかもしれないからね……」
 薬の効果に排卵誘発剤という地上の薬物が入っている事などシー○は知らない、そしてだから高い薬らしいのだが……
「ううう……もう……」
 そして昨晩と違う場所にシー○は連れて来られた……軍兵舎の馬小屋だった。

その767
 いきなり背後から衣服が剥ぎ取られる
「あ……」
 ビックリしたような表情を見せたシー○をバカにしたように
「やることは決まってるのだから何を慌ててるのですか?」
 そしてシー○の衣服をたたんで背後を指差す
「見て下さい……怪我してるみたいだったので」
 見覚えがあるはずですよ男は言う
「?」
 しかし……シー○の記憶には無い
「忘れてしまったのですか? シー○様の為にあるようなこの生き物を」
 記憶を遡ろうにも薬の効き目がシー○の思考をまともにしてくれない
「抱かれればわかるのかな?」
 せっかくここまで劇的に再会って感じだったのにと……
「まさか……」
 思い当たるものがあった……見てはいない
「察しが悪いぜ、そのまさかさ」
 ようやくシー○の表情が恐怖に染まるのを確認して満足したように
「嫌だ……そんなの……」
「脅えてる……あはははは……子供を産みやすくしてあげるんじゃないか」
 背後に立っていた男がゆっくりとそれを手にしたまま近寄って来る
「この小屋の中にいる馬達よりもこっちが先だ」
 目の前につき出す……
「この骨接ぎ蟲がシー○様のおま○こに入りたがってるぜ」
 男とは弱い女の前で残忍な顔を躊躇無く見せるようだ。

その768
 脅えるように下がろうとしたシー○を背後から二人の兵が押さえつける
「な」
「どこに行くんですか? シー○様」
 脅えの表情を隠せないシー○をからかうように
「嫌よ……あれは……」
 医者の女性の脅えようを今でも覚えていた、朦朧とした状態の中で
「ふふふ、気持ちがいいらしいですよ」
 背後から押さえた兵達はシー○の足を開くべく
「さあ」
 持ち上げようとしていた
「いやぁ……」
 その表面がドロドロと脈動していて見ているだけで悪寒が走る
「シー○様を抱きたいってさ」
 見ていない……しかしその触手のようなものが振れた時に記憶が蘇るように思える
「それは……あ……」
 しかし、身体はシー○の不安と反対の反応をしたのだ
「濡れて来たな」
 股間は洪水だった、理由はわかっていた
「嘘よ……それは」
「シー○様がドスケベで淫乱だからだ」
 薬の所為なのはわかっている、しかしそれを言わせてもらえない、仮に言わせてもらえてもどうなるものでも無い
「ちが……あ……」
 そして骨接ぎ蟲は飛び付いて来たのだ

その769
 グボンッ!
「ひぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
 シー○の悲鳴は艶を帯びて絶頂を伝える
「早いですね、やっぱり待っていたようだ」
 その言葉もシー○には聞えない、絶頂感が持続していて下がる事も無いようだ
「激しいな……」
 男はシー○が狂うのでは無いかと思える、そしてそうなっては兵長にあわせる顔がないと……
『女はしぶとい、そう簡単には壊れやしないよ』
 兵長の言葉を思い出す
「これでも平気なのか」
 シー○の悶絶する姿は美しかった
「あひぃ……あああああ……あひぃひぃひぃ……」」
 酸欠で顔が青くなって来る
「人の頭は苦しいと気持ち良くなるらしいが……」
 それはそうだろうと考えられる
「聖女王か」
 徐々に腹部を膨らませて骨接ぎ蟲が進入している
「兵長の気分ってのがわかって来たよ」
 一人の兵がそう呟く、それは皆の心の内であったかもしれない
「しかし……」
「妊娠させなきゃな」
 男達は次の作業の為の動き出した、シー○は腹部を抱えたままその場に打ち捨てられた。

その770
 シー○の全身はヒクヒクと痙攣をくり返して、それでいて腹部だけが別の生き物のように蠢いていた
「……くひっ……」
 しゃくりあげるような呼吸音だけがその馬小屋に響いていた
「…………」
 その様子を見ていれば徐々にその腹部が小さくなっていく事がわかる
「あ……」
 骨接ぎ蟲が子宮の中でその存在を組み替えていた、シー○の子宮へと
「準備が出来たみたいだな」
 しばらくしてシー○の腹部が通常に見えるほどになった時に兵は戻って来た。

その771
 シー○の身体を持ち上げると
「ほら、準備しろ」
 兵が左右からシー○の足を縛り上げていく
「ん……んん……」
 シー○はよほどの疲れなのか、その意識は戻って来てはいない
「よし……あれを」
 あれをと言われたものはロートの化け物のような代物を持ち出して天井からぶら下げていく
「こいつを突っ込んで」
 今さっきまで骨接ぎ蟲によって脹らんでいたその道をロートの管で押し広げていく
「ふふふふ……こんな事で出来るのか?」
 一人が問いかける
「当然、脅えさせるのが目的だよ」
 と言いつつ気付け薬を持ち出す
「と言うことで脅えてもらおうぜ」
 シー○のその鼻先に……

その772
 どぷどぷと白濁した液体がロートの奥へと消えていく
「いやぁ……いやぁ」
 シー○は素直に悲鳴を上げた
「あははははは、ここの馬小屋の馬達に協力してもらったのさ」
 聞いてもいない事を答えながらどぷどぷとシー○の子宮へとその液体を注いでいく
「駄目……そんなこと……」
 こんないい加減な方法で妊娠するとは考え難いが、それでも骨接ぎ蟲がそれを通してしましそうな事がシー○には恐ろしかった
「まあ、前の時はちゃんと人間を孕ったんだし、今回も馬を孕らないかもしれないぜ」
 だからどうしろと言うような事を言うのだ
「おねがい……嫌よ……そんな……」
 自然と身体が震える。
「俺達はもうシー○様を犯したりはしません、動物としかやらせないから安心して下さい」
 そして恐怖を倍加させるような事を耳元で囁くのだ
「ああ、あなたを信奉してるバカな奴等におねだりして抱いてもらえばいい……一度は散々やっておきながら最近手出しして来ないようじゃないですか?」
 そういって笑いながら用意していた白濁液を全部シー○の胎内に納めてしまった。

その773
 ロートを外すとすぐに次の準備が調っていた
「浮気と行きましょうか……」
 その言葉に合わせるように一頭の馬が引き出された
「うそ……」
 見上げる馬は夫達よりも一回り小さそうではあったが
「操など立てなくてもいいですから楽しんで下さいね」
 馬はシー○の中から溢れる馬の精液の匂いをかいでいた
「自分のものだと判断するんじゃないのか?」
 シー○の心が弱っている時に何度でも責めるというのは兵長に言われた事らしかった
「おねがい……やめて……おねがい……」
 馬の子を孕まねばならないと言う覚悟など、どの世界を探しても出来るような女性は見当たらないだろう
「お願いされると、そうしてもやりたくなるなぁ」
 たとえ聖女王と呼ばれるような御方でもだ
「さて……」
 馬に高さを合わせるようにシー○の足に括られた紐が引かれ腰の位置を上げた。

その774
 ドスンッ!
「ぎゃ!」
 麗しくは無い悲鳴が短くシー○の喉から吐出される
「あはははは……やっぱり馬とは相性が合うらしいな、簡単に受入れてるじゃないか」
 腰の高さを合せたとはいえ本当に簡単に結合していた
「あぐ……あああ……痛い……あ……いやぁ」
 激しい馬の動きは快楽とは程遠いものだ
「感じていいんだぜ」
 無茶な事を言う、それでも胎内に残った薬が徐々にシー○の最奥を熱くしていた
「ほら」
 男は横から蕾をいじるように男が手を出す
「ひぃ」
 そしてシー○は馬に犯られながらもその刺激に感じて見せる
「濡れて来てるみたいだぜ……いやぁ馬とやって子供を殺す女は違うなぁ」
 そしてその言葉にシー○は泣くしかなかった。

その775
 ドプ!ドプン!
「あ………………」
 何度気を失いそうになった事だろう、その度に新たな馬が嗾けられた
「溢れるほどに満足しているみたいだな」
 真上を向いたままの穴は中に馬の精液をなみなみと覗かせながら開いた状態のまま閉じる事も忘れているようだった。
「まあ、いい感じでこうなってるとはいえ、まだ終りにするわけにもいかないからな」
 男はシー○の足を拘束している縄を解いていく
「起きろ!」
 無理矢理にゆすって意識を取り戻どさせていく
「んんんん……んん……」
 朦朧とした状態がシー○の表情に現れる
「ほらしっかりしろ」
 パンパン!
「あう……もう……」
 わけもわからず逃げ出すように床を這いずるのだ。

その776
 ギィィィィィィィィィィィィィ
 奥の扉があけられて次なる凌辱動物が入室して来る
「あ……あ……」
 ただ体勢を立て直そうと焦点の合わぬままの瞳でシー○は床を這うのだ
「次が来たぜ、楽しみだろ」
 男の言葉に言い返す所か聞こえてすらいないようでシー○はひたすら床を這っていた
「んんんん……あ……」
 力の入らぬ腰から下が自分とは別の生き物のように感じられてシー○は焦っていた
「何処行くんだ? 何から逃げるんだ?」
 その様子を面白おかしく観察しながら男は足でシー○の動きを牽制する。
「あ……」
 そして少しづつシー○の正気が返って来るとようやく室内の異様な空気に気が行き始めるのだ
「何?……これ……この……匂い」
 シー○の顔を背後に向けさせる
「見な、次の相手だ」
 シー○の喉は悲鳴を張り付かせて何も音を出さなかった。

その777
 見てしまったからには視線が外せ無くなったと言うことなのだろう、這いずって逃げていたシー○の行動は今度は後づさりに変わる
「だめ……」
 その巨体が恐怖を増幅する
「経験済みじゃないか、今更何に怯えるんだよ」
 そう言われても楽しい記憶では無い
「いやぁ……」
 シー○も諦めてここに来たはずなのに今では逃げ惑う少女だった
「しかも自分の納める領主達の前でショーとしてやったんだろ?」
 兵長の仕組んだ事だった、そしてあれ以来兵長とは会っていない
「まあ、違う種だけどな、こいつは」
 何が言いたいのだろうと思う
「違う……」
 そして、そう考える事でちょっとだけ落ち着くのはどういう性分だろうと自分で理解出来無い
「ああ」
 男はもったい付けているようだった

その778
 何が違うのかは言われる前に理解した
「わかったか?」
 前の亀にはペニスが2本あった、これには1本だけだ
「まあ経験者だからわかったみたいだな」
 兵は面白そうに笑う
「ぐぅ……押し上げられて……」
 そのペニスの全容は見え無いがその1部が甲羅のようなモノの間から湧き出すようにシー○の股間に押しつけられる
「当然のようにこいつにしたわけというのが有るんですけどね」
 兵の言い様は前の2本よりもコイツの方が酷いと言っている様だ
「な……何?……」
 怯えることなど無いと思いつつも、心は容易に恐怖に染まっていく
「あははは、体験してくれ」
 そしてすぐにわかるのだ

その779
 ボグンッ!
「がふっ……」
 いきなりの衝撃だった
「わかった?」
 亀のそれは一気に膨張してシー○の胎内に侵入した
「あぐ……」
 そのサイズは今まで経験した何よりも巨大で圧倒的だった
「自分の頭よりも大きいそうですよ、こいつのそれ、まさに亀頭ってね」
 冗談めかして言う兵の言葉など聞こえるわけも無かった
「し……死ぬ……」
 慣らされるでも無く行きなりの膨張は堪え難くもある、しかし破裂もしないで済んでいるのは骨接ぎ蟲による効果であろう
「感じすぎてるって事かい?」
 そんなわけは無いのに……

その780
「し……死ぬ……」
 慣らされるでも無く行きなりの膨張は堪え難くもある、しかし破裂もしないで済んでいるのは骨接ぎ蟲による効果であろう
「感じすぎてるって事かい?」
 そんなわけは無いのに……
「あ……あぐ……あ」
 グルンと目が裏返るようにして意識がシー○の元から遠ざかっていく
「おや?気を失っちゃったね、どうするかな?」
 一人の兵が面白くなさそうにそういう
「何いってるんだよ、壊しちまったらこの後の使い道とかにも困るんじゃ無いのか?」
「平気さ……兵長がいっただろ、女はしぶといってね」
 何事も平穏無事のように兵は気付けと言って薬を一粒アナルへと押し込む
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
 急激な刺激にシー○は飛び起きた、しかしそれも長くは続かないようで亀が腰を一回揺するたびにシー○の意識は飛ばされるようだった。
「まったく、情けない事だぜ」
 その兵にとってそれは納得の行かない話しのようだった
『どうせ、兵長のものになってしまうだけの存在なのに……』
 複雑に……シー○の所有権を皆が意識していた

その781
「流石にこれは……」
 もう何をされてもシー○の反応は無かった、苦痛からの開放は亀の射精によって訪れるかに見えたのだが
「最後がなぁ」
 巨大になった亀頭を亀は何の躊躇も無く射精後引き抜いたのだ
「ぎゃぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 シー○の悲鳴がいつまでも続くかに思えた瞬間に何の余韻も残さずにシー○は動かなくなった
「切れてはいないみたいだな」
 大きく広がった股間を兵の一人が確認しながら誰に言うで無く報告する
「流石って事か? 兵長が仕込んだってか?」
 事実そうとしか言いようが無い、これだけの責めでも肉体は健全に活動をしている
「しぶといな……まあ今夜は栓をして終わりにしようか」
 シー○を抱き上げる為に
「しかし……こんな状況でも綺麗なモノだな」
 感心したように兵は思うのだ
「聖女王ってのは嘘じゃないんだよ、きっと……汚れなんか、どんなに汚れたって染まらないのさ」
 そう呟く声まで聞こえる
「俺達は、こいつに自分の立場を忘れさせ無い為にやってるんだぜ」
 そして側にいるからシー○の魅力に当てられていくのだ。
「勘違いするなよ……こいつははなから牝なんだ」
 彼もまた……

その782
「起きろよ……」
 シー○の意識を取り戻すのにはしばらくの時間を必要とした
「ぐ……」
 そしてシー○が気がつくのは明け方に近くなってからだった
「起きたな」
 そして呆然として、何が夢であったのか確認するように回りを見回した
「おはようシー○様、妊娠出来てたらいいなぁ」
 そして何を言われたかではなく、ただそのまま動かずにいて涙だけがボロボロと流れていた
「う……ううう……ひっく……えぐ……」
 押し殺した声が後からついて来た
「泣くのかよ、今さら淫乱な王女が」
 男の言葉などやはり届いてはいなかった
「なんで……なんでよ……私が……私がぁ……」
 誰かの為でなく自分の為に涙を流していた……そうしなければ壊れてしまいそうで、そしてそれでも押さえきれないように
「あははは……汚れているからだろ」
 徐々に震える身体を押さえきれなくなってシー○は顔を巡らしていく
「汚れてる……」
 そして、ようやく回りに人がいるのを思い出したかのように兵へ視線を向けて
「汚れてるのね……私が……何で……誰が……」
 思考の中で出口を見つけられなくてシー○の涙はさらに多くなっていった。

その783
「なんでよ……」
 一度崩壊した理性と言う物が回復するのにどれほどの時間をようするかなど知る物は無いだろう
「いい加減にしなよ、あんたの立場はわかってるのだろう?」
 得てしてそういう時に不用意な一言はさらに状況を悪化させる
「なによ! 立場って 私が何だって言うのよ! 何も出来ないわ、出来るとでも思っているの!」
 そして怒りの矛先が向けられたりする事になったりもする
「おい、いいかげんに」
 困ってしまうと誰でも同じような行動を取るもので
「押さえつけろ、口を塞がないと騒ぎになるぞ」
 そうしてこうゆう時の力と言うのが思ったよりも大きかったりするから始末に終え無いのだね、抑えようとして何人もが殴られて振りほどかれてその場に転がるはめになる
「いやよ! 放しなさい! 殺してぇええええええええええええええええええええ!」
 ダダッコのように両手を振り回しながら馬小屋の中を暴れる。
「痛い目見ないとわからんのかなぁ」
 そして剣呑な空気が生まれるのだ
「五月蝿い! 私が何を言ったって同じでしょう! 私の事など!」
 ガシャン!
 その音がしてからしばらくはシー○を取り押さえるのに時間が費やされるのだが
「おい……」
 気が付いた時、シー○が弾き飛ばしていたランプが詰まれていた牧草を燃やしていた
「やばいぞ、これは……消え無い」
 馬小屋の中で出火した火はみるみる大きくなった。

その784
「あ……」
 その火を見てシー○は動けなくなった
「おい、逃げるぞ!」
 兵はそう言いながら後退していた
「ああ……火が……」
 動きたくなかったのかもしれない
「何してる!死にたいのか!」
 そう言っている間にも火は天井に達し小屋だけに留まらず飛び火を開始していた
「逃げるのよ……」
 なにかに押さえつけられるようにその場にズルズルとしゃがみこんでしまうのだ
「何やってるんだってんだよ!」
 シー○を取り戻そうとする兵も
「おめえもあぶねえ!」
 ほかの兵に引き止められて下がらされている
「何言ってる、シー○を連れていかないと兵長に」
 先程まで出し抜こうとしていた男の名前だった
「そんなこと言ってもよ、シー○は死ぬ気なのさ、でなけらば動かないわけがないだろう」
 それは断定の言葉であった
「私は……死にたいのね……」
 呟いたのはシー○だった

その785
「ここで死んでいくのが私の……私の運命なのね……」
 シー○を知っているものが聞いたらそれこそらしく無い物言いだった
「自分の国の都で死ねるなんて私は……きっと幸せなんだ」
 もう回りは火の轟々と燃える音だけが響きその向こうで叫んでいるはずの兵の声は届いていなかった
「この火が都を焼いてしまわない事を祈るしか今は出来ないのね……」
 そして死に行く瞬間になってから国民の事を思うのだった。
「私は……愚か者か! 何を言っているのだ」
 そして、楽になる事を考えていた自分に気が付くのだ
「死んじゃダメなのよ……」
 立ち上がろうとする決意をするのだ
「火が……もう間に合いそうも無くても」
 シー○の髪の毛にも火が付いているほどに取り囲まれていた
「死んでは……何もなせなくなる、いい様にこのバ○ストン・○ェルをドレ○クに」
 王女とは寂しいもので、想う人を思い出すよりも先に敵を思った
「無駄ではないはずよね」
 意を決した
「脱出するわ」
 そして背後に気配を感じる
「?……」
 そこには

その786
「あれは!……」
 燃え盛る馬小屋の日は風に煽られるようにして燃え広がっている、街中に火の粉が飛んであちこちに飛び火していた。
「まったく、ろくなことがない」
 シー○を失った事への後悔がある
「あの女を物にしたいと思った矢先だというのに」
 しかし、迂闊に留まっては自分が火に巻かれる
「この都は脆い都だったのだな」
 見上げてみれば王城にも火の手が上がっていた、石で造られている城はそれでどうにかなったりはしないだろうが一時は麻痺する事だろう
「逃げるか、この隙に都を抜けられるだろう」
 一人が言い、もう一人が頷くと
「じゃあ隠れ家の連中も」
 シー○を信望してる奴等など
「何を語る必要があろうか、置いて行くぞ……もとよりシー○を苦しめる為に生かしておいたにすぎんのだ、シー○がいなければ用済みだ」
 袂を分った連中だからだ
「おい、あれを」
 一人が指差す方向に目をやる
「馬……」
 1頭の馬が火の中を駆け抜けて行った
「どうゆう……まさか誑かした馬に乗ってとでも言うのか」
 その背に何がいたかは見る事が出来ないほどに一瞬ではあった。

その787
「何か来るわよ」
「えぇ?なにがぁ?」
 フェラ○オは優雅と言うものからはほど遠いもので、物珍しいものがあればよって行ってしまうというのが修正らしい
「美味しいのかな?」
 小振りのフェラ○オがものを口に入れたままそれでも何かを食べたそうに
「まったく食べる事しか興味無いの? あれ……火が付いてるみたいだけど、大変じゃない!森が燃えちゃうわ!」
 背の高いフェラ○オが森に走って来るユ○コーン・ウーを指差しながら慌てる
「知ってる、コモンは食べ物に火をちゃんと通すからお腹を壊さないんだよね」
 何を知っているのかと突っ込みたくなる
「ああーーーーーん、どうしようこのまままっすぐ走られても困っちゃうわ」
「じゃあ、あっちの泉に案内したら?」
 簡単な事をって感じで
「たまにはいい事を言うわね、そうするわ、手伝って」
 二人は慌てて走るユ○コーン・ウーの鼻先でチラチラと飛びながら行く先を定めていく
「ねぇ……」
 そんな時に小さい方が悠長に声をかけて来る
「今、忙しいのよ」
 案内する事が大変なのだ
「でも、ねえ……コモンって焼いたら美味しいのかな?」
 ととんでもない事を言い出すのだ
「何?」
「背中にコモンがのってるよ」
 馬の背中にはシー○がいた。

その788
 バッシャーーーー
 水しぶきが上がり、火が収まるとその場に浮かぶ女性のシルエット
「コモンよねぇ?」
 フェラ○オがその上を舞うように近づいて来る
「美味しいのかな?」
 小振りのフェラ○オがまたそういう事を言う
「バッカじゃないの、そんなわけ無いでしょ」
 すぐさま否定の言葉でその発言を止めさせる、それが普段からの決まり事の様だ
「どうしよう? ほっとくと沈んじゃうよ」
 シー○の身体は浮いてはいるもののこのまま体温が下がれば
「起すしか無いわね」
「どうやって」
 それはと言ってから
「こうやるのよ!」
 思いきりシー○の頬に蹴りを入れていた
「面白ぉい、私もやるぅ」
 小振りのフェラ○オは真似したように胸にキックを入れるとその弾力で跳ね返った
「あははは! おもしろぉおおおい! もっとやるぅ」
 トランポリンのようにシー○の胸で跳ね回る
「起すのよ、起きてからやってもらいなさいよね」
 蹴りの力が足りないと感じたのかもう少し上昇してから急降下で
「ん?……」
 シー○が目を覚まして
「うわぁああああああああああああああああああああああああああああ」
 彼女は水面に激突した。

その789
「えと、ありがとう」
 そう答える以外の言葉を今のシー○は持ち合わせてはいなかった
「いいえぇ こんな所にコモンなんて珍しいから私達も張り切っちゃいました」
「気がついていなかったくせにぃ」
 こんな時でもフェラ○オはふざけるのを辞めない
「あなた達はここで何を?」
 普通の質問もフェラ○オにとってはおかしなものであるらしい
「何をって、あなたを助けたよ」
「そう助けたよ」
 それが聞きたいわけでは無かったが
「ああ……私、帰らないと」
 あきらめた
「どこに?」
 純粋な疑問かもしれない
「え? えっと」
 帰れる所など無いのだと言う事を思い出す
「コモンと違う精液の匂いをさせてるでしょ、最初はさかりの付いた馬かとも思ったけど」
 シー○から匂うらしい
「え?」
 シー○の表情が強ばる
「何だ帰る所無いのかぁ じゃああたしらとここで遊ばない?」
 突然の申し出
「え?……」
 そしてそれがとても幸せであるような気がするのだ
「いいの……」
 瞳に涙が浮かんだ

その790
「どこへ?」
 シー○は歩き出しながらそう問う
「えっとねぇ家なんかいらないけどぉ 雨風がしのげるほうがいいんだって」
「気にしないで受け売りだから」
 小柄な方が答えたのを関係ない事で返しながらシー○の質問には答えていないのだ
「えっと……」
 さらに質問をくり返そうとするシー○に
「あのさぁ 何でそんなに脅えてるの?」
「そうそう、なんでぇ私達を怖がるのかなぁ?」
 驚きの言葉だった
「え? 私が……」
 二人は同時に頷く
「だって、脅えて縮こまっているように見えるわよ」
 それは真実
「そ、そうかな……」
 いわれるまでも無く、生きる事に疲れてもいたのだから
「コモンならコモンと愛し合うのがいいと思うわよ、じゃ無ければあたし達が相手してあげるから」
 何もいえない、言いたくないというよりもそうなる前に死ぬべきだったのではと思えるからだ
「そうね……」
 落ち込む
「でも大丈夫よ、ここで暮らせばそのうち何とかなるものだし」
「あはは、いっつもそうね」
 二人にとって悩みとは持続しない事らしい
「そうね」
 シー○もそう思うようにしたいと思うのだ
「そうよね」
 シー○は自分が再生出来るかもと言う希望を持ちつつあった

その791
「ん?」
 見上げた空には木々の合間からオー○シップの航跡が見える
「ミュースの……旗艦……」
「最近は戦争の所為で色々飛んでいて気持ち悪いね」
 フェラ○オがシー○の手の上でそう語る
「私もその一端を担ってるののよね」
 戦争とは一国で出来るものではない
「でも、私達には関係ないんだけど……そうでもないか」
「ない!ない!」
 二人が頷きあう
「どうゆうこと?」
 二人は語る事情は簡単な事だ、オーラロードを開く為にエ・フェラ○オと呼ばれる彼女達の上位にいる存在が拉致され力を使わされてることだった。
「あ」
 それは真実だった、コモンにはオーラロードを開く事が出来ない
「この地にいる総ての」
 地上人はオーラロードを越えて来るのだから
「何人もの地上人はオーラマシンを作り戦争を拡大させ、聖戦士として死を量産している」
 それがドレ○ク軍の中核だ
「関係なく行きたいけどね、そうも行かなくなってるみたい……ジャ○バはお怒りよ」
 早急に戦争を終局せねばならない、そう思えるのに
『私はただの女として……いいようにされてしまった、まだ私に何かを出来るチャンスはあるのか』
「ジャ○バにでも会う? シー○様?」
 二人はシー○のことを知っているようだった
「そうね、え?」
「えっへっへ……やっぱりそうなのね、オ○ラでわかったわ」
 シー○はまだあきらめるのは早いと考える事が出来た。



その792
「これは……」
 ミュースがタラップを降りて来てみたものは
「街が……そんな……」
 火事によって灰になった町並みだった
「ここまでとは……」
 絶句するしか無い状態というのだろうか、都の半分以上が延焼し今だに炎がくすぶっていた
「完全に敵だなぁ」
 艦長が背後で耳打ちするように
「お姉様がやったとでも言いたいようですね」
 何かに耐えるようにミュースは反論をする
「逃げ出して火を付けたそうですよ」
 逃げたと言う事実が裏付けになる
「お姉様がそんな事するわけ……ん!」
 突然どこからか振動音のようなものが響く、その途端にミュースの身体がビクンと跳ね上がるのがわかる
「どうしたのかな? ミュース王女様……号令をかけるか自分で探すか? ドレ○ク軍の脱走捕虜達をね」
 ミュースは動けないでいた
「ん……んん……」
 ミュースの胸が音と同じように振動している、良く見るとスカートの下で足も震えているようだった
「まあ、今残っている上層部をあつめて会議でもしますか?」
 もう立ってるだけで必死のミュースは頷く事しか出来なかった
「そうです、この国を立て直さねばなりません……そしてシー○様の死を公表しあなたに王権を集中させましょう」
 戦争が終るのかもしれないとミュースは思った

その793
「しかし……しかし……」
 この町の燃えようがミュースを絶望させる、何度シー○を疑うような事件が起きるのだろう、そして何度自分はシー○を疑わなければいけないのだろうと思うのだ。
「まあ、早く人を集めて……ん?」
 そう言っていると城から人が出て来る
「ミュース様!」
 ミュースの艦が到着したのを目撃していたらしい
「酷いありさまだな」
 ミュースは短めに感想だけを述べた、そうでなければ下半身の振動に耐えられそうも無かったのだ
「申し訳ありません……まさかあのような火が出るとは……まさに放火としか」
 カ○ッセがもうしわけなさそうに頭を下げる
「えと……こちらは?」
 そして、艦長に向かって問うのだ
「私の艦の艦長を今務めてもらっている、捕虜交換のおりに帰還してそのまま任についている……」
「ほう……、そうであられたか、前任者の謀反は聞き及んでおりましたが人事について窺っておりませんでした、至らず申し訳ない」
 素直に頭を下げるカ○ッセ
「卿らを探していたのだ、脱走したドレ○ク軍の捕虜を追う事と重大な事実をな……皆に伝えようと思うのだ」
 艦長はカ○ッセを相手に堂々言い切る
「それは願っても無い、場内にはもう集まり会議が準備されております、さあ、お早く」
 そして場内の会議室に……

その794
「そこでだ……」
 会議の内容は単純なもので、目撃者からの報告と消化作業の進行具合が報告されて行く
「その中で裸のシー○様を目撃したと言う報告もあります」
 ガタン!
 ミュースの足が激しくテーブルにぶつかり皆の視線が集中する
「すまない……つづけて」
 顔を歪めるミュースの様子に
「もう少し気を付けよ、ミュース様はシー○様のことで心を痛めておられるのだ」
 そう言った声に報告をした者が恐縮する
「かたじけない」
 カ○ッセが頭を下げるそのものを押さえて
「場内でもそのような噂を聞いた事があるが」
 なにやらいいたげな顔でとある方向を見る
「何が言いたいのだおぬし、私は」
「捕虜の奴隷であったと報告されているがな、脱走されたのであろう?」
 国内の乱れのもとでもあるのだ
「言い争いは止めよ! ここは一刻も早い復旧がこそ優先させるべき事であろう」
 実の所ミュースはシー○の名前が出たタイミングでまた胎内にあるバイブを振動させられたのだ
「そうですな……まっこと」
 だから必死で言葉を紡ぐのだった
「その逃げた捕虜は私の艦で捜索しよう……」
 そう言っていた時に一人の伝令が入って来た
「報告です!」

その795
「報告です!」
 そして伝令はカ○ッセの元へ行き耳打ちする
「なんだ?」
 回りがざわめく
「我々からの方向があるのだが」
 艦長がミュースの背後から
「おう、ゆうて見よ、せっかく敵国より生きて帰れたのだ報告する事とてあろう」
 先程カ○ッセと言い争いになりかけた者が慇懃に言うのだ
「では……私は彼国でシー○様をお見かけしましたのです」
 その言葉が始まった時にはカ○ッセは伝令に耳打ちして出ていかせる
「ほう、それはお元気であられたかな?」
 探るような視線で水を向けるのは老人の手管と言うものだろう
「それが……」
 言い淀むのは間をもたせるだけのことだろうか
「それがどうしたのじゃ?」
 何を言い出すのだろうと思うのだ
「嬲り者にされて……ご自害遊ばされました」
 その言葉がその場にいる人間に浸透するのを待つ
「その者の言うことを信じてはいけませんよ」
 突如入って来た人物はいきなり指をさしてそう言った
「な!」
 一番驚いていたのは艦長かもしれない
「おや? 剣の指南をした男の顔を忘れたかな?」
 不敵に笑う男がいた。

その796
「な……何を」
 うろたえた様子の艦長をカ○ッセは見逃さない
「さすがに跡取りも無く無名な家柄であったとて都まで来れば知人も増える」
 聞く者たちもその意図がわかって来るのだ
「私の知っている者と名前だけが同じで顔は別人じゃな」
 後から来た男ははっきりと言いきり
「ドレ○ク軍のものだな、何を画策しているのだ」
 ここまでが上手くいきすぎていたらしい、調子に乗ってしまったと言うことだろう
「バレちゃしかたが無いな」
「きゃぁ!」
 覚悟を決めるかと思いきやミュースに背後から組み付きあっと言う間に人質としてしまう
「往生際が悪いな」
 そういうカ○ッセ達の目の前でナイフを一閃ミュースの衣服を引き裂く
「これが姫の姿かな?」
 乳首にと股間には怪しく振動する見た事も無いアイテムが光っていた
「まさか……ミュース様」
 うろたえた隙に逃げ出すと言うわけでも無く
「確かに本物はラース○ウで死んだよ……シー○とまぐわいながらな」
 それは事実なのだ
「何を恐れ多い事を!」
 逃げられそうも無くなって来ると全部言ってしまおうという気になるらしい
「ミュースもシー○も何人もの我が軍の兵士とつがい、シー○に至っては馬ともやるのさ、火の手が上がったのは馬小屋だったろ?」
 何をいい出すのだろうと回りが静まる
「バカな話は止めるのね」
 そしてその場に現れる女性の声があった。

その797
「ん?」
 艦長はその新たに登場した人物を知らなかった
「アルテア……」
 ミュースの口からその名は語られた
「知らないかと思ったら、調べてはあるようね」
 前に出て来てゆっくりと指を前にかざす
「もう逃げられ無いわ、覚悟を決めてもらうわね」
 アルテアはミュースから視線を反らさずにそう言い
「何を言うの、アルテア」
「この前捕虜にした女は奴隷だった、しかもシー○様そっくりの……そして今度はミュース様そっくりの」
 国内を混乱させる為の罠なのだろうとアルテアは言うのだ
「ふはははははは、面白い意見だな」
 ナイフをミュースの胸元に突きつけたまま艦長は笑う、そして今のこのタイミングでなら脱出も可能だと思えるのだ
「わかっているのよ、あなたの艦の乗組員にはもう、事情は聞いたから……捕虜交換からあとミュース様の人柄が変わったようだったって」
 あのあとから調教は開始されたのだが
「そんな!」
 ミュースも言いようが無い
「人柄じゃ無く違う人になっていたのであれば辻褄があうわ」
 言い切った
「ちっ!」
 艦長は悔しそうに舌打ちをしてみせるのだ
「残念な事だけれども……」
 アルテアは一瞬言葉を切った

その798
「残念な事だけれども……」
 アルテアは一瞬言葉を切った
「ミュース様はもう御存命では無いのでしょうね」
 そして、その言葉はすぐさま部屋の中で意味をなす
「許さんぞ! 貴様らぁ!」
 カ○ッセが吠え
「ミュース様をよくも!」
 他のものが追従する
「アルテア! 私はぁ」
「私の名を軽々しく呼ばないでくれる、薄汚い奴隷の分際で」
 必死に何かを語ろうとするミュースの機先を制して
「私の忠誠を誓ったラ○ーナ家の姉妹は、気高く優雅でそして自信に満ちていたわ」
 そうなのだ、女である事を牝である事を思い知らされる前は
「バレちゃしかたねぇなぁ この国乗っ取れると思ったのによ」
 艦長の視線は警戒するように周りにいる者達すべてに向けられている
「何を言い出すのよ!」
 慌てたのはミュースである
「よくここまで演じてくれたぜ、このふしだらなのがミュースだって事になればこの国の忠誠心も揺らぐかと思ってな」
 艦長は観念したように白状している様子だった
「やはりね」
 アルテアは満足げに頷いていた
「でも……捕まるわけにはいかないし、このままあんたみたいなちゃんとした指導者がいる事をほっといちゃいけないんだよ、俺の立場としては」
 アルテアを睨み付けてる
「残念ね、でも私は最もラ○ーナ家に近い存在よこのあとの国は私が掌握するわ」
「そう上手くいくかな?」
 ガッシャアーーーーーーーーーーーーーーーーーン
 ミュース達の背後の壁が勢いよく弾け飛んだのはその時だった

その799
「きゃぁああああああああああああ」
 悲鳴を上げたのはミュースだった
「がっ!」
 アルテアは苦痛の声をひとつ漏らしただけだった
「では、退散させて頂くとしましょう」
 艦長が室内を見下ろしながら声を出したのはオ○ラバトラーの腕に飛び乗っての事だった
「何を!」
 カ○ッセが近寄ろうとするもののその前を銃弾が炸裂し足を止めざるを得ない
「あはははははははは、時間を稼がせてくれた上に街が火の海で敵軍が近寄っている事にも気が付かないとは間抜けな国だ、いい加減戦争など止めて降伏するんだな? 次に担ぎ上げるはずだったこの女は頂いていくぜ、御対面は死体とって事にしたく無ければ攻撃はよすんだな」
 一気にまくしたてるとオ○ラバトラーは空へと舞い上がった
「なんたる事だ、追うんだ! 早くしろ」
 カ○ッセの叫び声が聞こえる中へとあと何機かいるオ○ラバトラーの銃撃が残った城を撃ち抜いていく
「がっ!」
 そして、ミュース達が乗って来た艦が起動して空へと舞い上がる頃には小数のオ○ラバトラーとド○の編隊は影も形も見えなくなっていたのだった。
「なんたることだ……こうまでいい様にされて、しかもアルテア様まで……」
 人的資源の枯渇はどうにもなら無いレベルまで到達しているようだった。

その800
「私……死んじゃったの」
 そこはドレ○ク軍の最前線砦だった
「死んじゃいねえだろ、生きてるじゃないか」
 既に艦長のフリをする事も無くなり自軍の騎士の格好に戻っている男はバカにしたように言う
「でも! 死んだと同じことでしょう」
 ミュースの事は死んだと思い込ませるような事態だったはずだ
「それをしたのは俺達じゃなくて」
 指差した先に気を失った状態で牢に繋がれるアルテアがいた
「あれが国の実権を掌握する為にラ○ーナ家の姉妹を無きものにしたかったのだろうさ」
 そして、ナ○国の希望とも言うべき彼女達の従姉妹もまたこの砦の虜だった
「でも……」
 ミュースは気力ごと無くしてしまったように沈んでいた
「死なせないぜ、なにせお前の艦からちゃんと捕虜としてあの二人は連れて来たからな……色々とショウにして見世物にする予定だ」
 それが誰のことだか言われなくてもわかっていた
「やめて……やめてよぉ」
 そう言うしか無いのが今の現状である
「お前みたいな友人を持ったばかりに可哀想な親子だな」
 立ち直る術を総て奪うようなやり方だった。

その801
「いやぁ……もうやめ……あぐ……」
 その微かな悲鳴の連続がアルテアを覚醒へと導いたらしい
「ん……」
 自分の状況を確認するよりも先にその声の出所を確認する
「ミュース……」
 ミュースは鉄格子の向こう側で数人の男の中央でもがいていた
「何をして……」
 そう考えたあとに、それが普通では考えられ無いような性行為であると理解した
「嘘……」
 同時に何人もの人間に嬲り者にされているミュースは自分の意思ではなく身悶えること以外に出来ないようだった
「起きたみたいだな」
 声をかけて来たのは敵国の騎士、城で正体を見破ってやった男だった
「私にもあれをする気なの?」
 声が震えなかったのは自分でも見事だと思えた
「さてな、どうとでも出来るし」
 鉄格子の向こう側から騎士が言う
「もう虜だからよ、お前も」
 鉄格子の中にいるのはアルテアの方だった
「こんな事をして」
「あれは、こちらの国の奴隷なんだろう? 犯られて幸せかもよ」
 ミュースを見ながら騎士は笑っていた。

その802
「お前さんは自分がそうゆう目にあっても国で同じことが言えるのかな?」
 楽しそうにアルテアの胸元を切り開いていく
「ぐっ……」
 少しばかりの狼狽の色も精神力で抑え込む
「頑張るなぁ」
 しかし、頬は朱に染まり羞恥を知覚させる
「好きにすればいい」
 切り裂かれた衣服の下は必死で押し包んだサラシが胸を締め付けていた
「形が崩れるからよしたほうがいいぜ」
 嬲られてるミュースの方を指差しながら
「アソコまで無いわけじゃあるまい?」
 ラ○ーナの正統ならば男子であるべきなのだ、シー○もミュースも女子だった、だから必要以上に男子たる事を望まれた無理な話だった
「やはり国を継ぐ気があったって事だろう?」
 膨らみ出した胸はアルテアに女を自覚させていた、その頃にはシー○が女子でありながら国を継ぎ従兄弟であるアルテアが国に呼ばれることも無かったのだ。
「本当にミュースを亡き者にしたら、国に帰してやるぜ」
 騎士の誘いの言葉ははたして何を意味するのだろう
「何をバカな事を」
 乗るわけにはいかないのだ
「奴隷を一人殺すのはたやすいと思うがな、不敬罪で行けるぞ」
「あれが本物だと言ったのはそなただろうが!」
 騎士は笑っていた。

その803
「あははははは、こんなにいいものを隠していたとは」
 アルテアの上半身は既にその肌を隠す物を失い豊満な胸を曝していた
「侮辱するな! 殺せ!」
 女として嬲り者になることは我慢が出来なかった
「こんなに重たいぞ、タプタプ言ってる」
 騎士はアルテアの胸を持ち上げたりさすったりしながらミュースでは出来無い事をして楽しんでいるようだ
「五月蝿い! さっさと殺せばいいだろうに」
 憎しみに瞳が強ばる
「死を望むなんて弱いね、君は……」
 哀れむよう眼差しをアルテアに向ける
「弱い、だと」
 その言葉は言われたくない言葉
「だってそうだろう、シー○も、もちろんあのミュースだって」
 何人が交代しているかもわからない状況で嬲られ続けているミュースに一度視線を投げて
「国民の為に死を選ばない、なのに君は自分の為だけに死を選びたがる、しかも名誉の死だ」
 バカにした様な口ぶりだった
「これを弱さと言わずに何を弱いというのかな?」
 挑発なのはわかっていた
「何を……」
「死すらも生ぬるい恥辱の中で他者の為に生きてこその王族でしょうが?」
 アルテアは無言でミュースを見つめるしかなかったのだ。

その804
「ほら握ってくれよ、ミュース様」
 わざわざ様付けの呼称で呼ばれているのだ
「腰を動かしてくださいよミュース様」
 下にいる男がミュースの尻を開きながら腰を上下に激しく打ち付けて子宮を押し上げている
「ほら出すから全部飲んで下さいね、ミュース様」
 口の中でその凶器が膨れ上がり汚液を吐出していく
「あははははは、これからは食事をわざわざ作る必要も無いなぁ」
 その様子をみている騎士がまた笑った
「ああ、ミュース様の食事はコモンだけでは無く馬、牛、羊……いろんな生き物の精液さ」
 アルテアに聞かれてもいない事を説明していく
「精液を……」
 アルテアにとってミュースの置かれていた情況とは想像も付かない
「そんなに驚くなよ、シー○はもっと酷い情況の中で生きて来たんだぜ、さすがに逃げ出したみたいだが」
 アルテアの表情がみるみるうちに青なっていく
「お前にも、いずれ経験させてやるよ……って食事は今夜からそうかもしれないがな」
 笑いながらアルテアのズボンを下着と一緒に剥いでいく
「下も経験は無さそうだなぁ」
 全裸にしてまじまじと見つめる
「最低だ、自分が女なのも……それをこうやって嬲るお前たちの国にもな!」
「バカ言うよ、お前もついさっきまではミュースを追い落とそうとしてたじゃないかよ」
 ラ○ーナ家に取って代わるのはアルテアが子供の頃から呪文のように養父から聞かされ続けた言葉だった。
「それは……」
 言葉がつまる
「まあ関係ないがな」

その805
「きゃぁあああああああああああああああああああ」
 絹を裂いたような悲鳴が響く
「あははははははははは、女みたいな声だぜ」
 騎士はアルテアの足を持ち上げてその付け根をマジマジと観察していた
「見づらいな」
 そのまま暴れるアルテアの足を肩に担ぐとその中央部を広げていく
「綺麗な色だ」
 いちいち感想を言って聞かせる、彼はこうやって女性を嬲るのが好きだった
「やめろ! 離せぇ」
 アルテアの悲鳴をまるで子守り歌でも聞くように穴の位置を確認していく
「狭いなぁ……入るのかこれで」
 そしてアルテアの頬が羞恥で染まるのを上目使いで確認してはまた作業に没頭していく
「ここかな? おお!」
「ひっ」
 クリトリスをいきなり剥き上げて
「可愛いおマメだ、食いてえな」
 そのまま舌で転がす
「ひゃぁあ! ダメ!」
 ゆっくりとアルテアの反応を確かめてから
「なかなか濡れないな」
 一通り舐め回して
「処女じゃしかたないな……」
「だから……どうした……好きにしたらいいだろう」
 強がってるのはわかる、しかしアルテアはこの情況で今だ涙を浮かべていないで強気な視線を騎士に向けている
「ミュースの処女も俺が貰っちまったしなぁ、連続二人とは恵まれてるのかな?」
 おどけるように見上げている
 アルテアはその顔を忘れられないだろうと考えていた。

その806
「その前に化粧をしてあげよう、君は女性としてその身を飾るべきだよ」
 そんな事を言いながら乳首を嬲っている
「くっ、やめろ」
 騎士が少しの間いじくっているともうしわけなさそうにぷっくりと持ち上がって来て
「感じてるじゃないか」
 アルテアにはその反応が我慢ならなかった
「ダメだ」
 そしてその乳首を締め付けるようにリングをはめていく
「ほら綺麗だろ」
 そのリングは乳首に振れさせると次第に輪を縮めて乳首を締め付けた
「なに」
 アルテアが驚いて声も出せないでいる間にもう片方の乳首も同じようにしていく
「綺麗なものだ」
「取れ、こんなものいらない! とれぇ」
 悲鳴のような声で言い募るアルテアを見ながら今気がついたように
「もう一個あるんだよ」
「胸は……二つしかないぞ!」
 アルテアのその素直な言葉を笑い
「あるぜ、ここにもう一個マメがね」
 先程舐め回してまだ充血しているクリトリスを摘まみ上げた
「ひぃ!」
「ほら……ちょうどいい」
 最も敏感な三ヶ所をいきなり締め上げられてアルテアの呼吸は乱れた
「気持ちいいかな? まあ、なれるまでは痛いかもな」
 楽しそうに見上げる
「あひっとれぇ!」
「それはもう君が死ななきゃ取れない金属で出来てるのさ、地上の技術ってやつだ」
 アルテアには死刑宣告に聞えるのだった

その807
「と言うことで観念してくれたかな?」
 乳首と股間の付け根をいじくりながら
「殺せよ! なぜ殺さない!」
 騎士は必死なアルテアを見て満足したように
「もう何も出来そうも無いな」
 手と首を拘束している戒めを解いた
「?」
 何が起こってるのか理解出来ないアルテアに
「さてと、最初くらいはベッドがいいだろ?」
 それは小動物をいたぶるといった類の顔では無く、相手を見て思いやるようなそんな顔だった
「私の……」
 そしてその顔を見た事で自分がこれから犯されるのだなと逆に自覚してしまうアルテアであった
「それとも、あれがいいのか?」
 ミュースの方向を見せる
「いや!」
 その言葉は瞬時だった
「女の子ならもっと可愛くするものさ」
「もう……なれるわけがないだろう」
 自然と会話をしている、アルテアのなかでいつの間にかこの騎士に心を許し始めているのだ
「なれるよ、身体は立派に女の子だ」
 振り向きざまに大きな胸を触る、そう優しくだった
「あ」
「ほら、少しは肩の力が抜けて来たか?」
 そしてその笑顔に引き込まれそうになっている自分を理解したのだ
「さて、ベッドの準備でもして来よう、俺は果報者だ、ミュースにアルテア、ナ○国に咲く二つの花を手折る役とはね」
 そういって牢を開けて外へと言うこうとしていた
「ダメよ……」
「ん? がっ」
 武術のたしなみはあった、男として最低限を覚え込まされたといっていい、だからアルテアは一撃で騎士を気絶させる事が出来たのだ。

その808
 運が良かったとしかいいようが無い
「逃げなきゃ……」
 アルテアが牢から出た時に外にいた男達は皆ミュースを取り囲んでそれは激しい凌辱をくり返していた
「ミュース、悪いね、あんたの運が無かったんだ」
 牢の中で脱がされた為に衣服も全部あった、とにかく外へ出て服を着て逃げねばならない
「私が……生き延びなければナ○国は失われるから」
 それはある種悲痛な覚悟だったかもしれない、国を支えるとゆう重役を自らに課しているのだから
「逃げ出したあんた達とは違う……」
 シー○やミュースが何をされて来たか一端だけを理解したとはいえ、それに対して情けをかける気は無い
「ようするに国にいる人を信用しないで身の保身を図ったって事じゃない、死んでしまえば恥もかかずに済むのに」
 だからこそアルテアは清廉だった
「そんなに遠くまで飛んだ気配は無い、ここは国内に造られた橋頭堡だろう」
 早く帰ってカウンター攻撃をしなければ行けなかった
「近隣の村に行って馬を調達しよう、それで都まで」
 彼女が王女代行になったことは国中にはまだ流布されていない
「手順を踏んだのが裏目に出たのね」
 そしてアルテアは砦を脱出した

その809
 衣服を身に付けて走り出した瞬間に違和感は生じた
「これじゃ……」
 立ったままでくびり出された乳首が擦れるのだ。
「変な気持ちになって……そんなこと」
 それよりももっと困ったのは股間である
「擦れる……走れない……」
 剥き出されたままのクリトリスがズボンの内側で赤く腫れ上がっているようだった
「でも……はやく都へ……行かなきゃ」
 サラシは破かれた、しかしあったとしてもこの状況では巻けるかどうか、今だかつてこのような感じになったことは無かった、身体中が性感帯になったように過敏だった
「こんな事で今さら……」
 でもアルテアは走った、そうするしかなかったからだ
「このまま馬に乗ったらダメね……」
 馬を借り受ける時にスカートに替えることにした
「衣服がもともといいものを使っていたおかげで快く農家が変えてくれたのだ」
 そして鞍の上に擦り付けられる事になったクリトリスが
「んんんんんん……」
 馬上でアルテアを初めての絶頂に導いていた。

その810
 我慢しようとして膝に力を入れようとするとよけい敏感にその部分は反応した
「あ……ああああ……なに? なにこれぇ……くぅ!」
 馬を操らなければ行けないというのに身体が勝手に跳ねる、正面を見ている事すらままならないのだ
「はう……あ……苦しい……あ……ああああ……これは……毒なの……」
 実は当たらずとも遠からずで、騎士はアルテアの敏感な部分に丹念にベルテ茸から抽出した媚薬を塗りたくっていたのだ
「ああ……あ……また……くる……ああああ……あああああああああ……」
 嬌声を上げながら走りぬけていく女はまわりからどう映っている事だろうなどという事を考える事すら出来ないでした。
「気が……おかしくなる……狂う……あう……はっ はっ はっ」
 そして、徐々に呼吸が怪しくなって来て
「ダメだぁ……あ……負けない……」
 その言葉がアルテアが覚えている自分の言葉としては最後だった、意識を飛ばしたままで何度も何度も馬上で気をやった
 そして、馬から落ちた事も気がつかぬままにアルテアは深い闇に落ちていった

その811
「意識無くなっちゃってるなぁ」
 騎士は兵達の中から引っ張り出したミュースの様を見てため息を漏らす
「さてとこれから、この娘の生き方をどうしてくれようかな?」
 悩むとゆうよりも性奴として飼う以外に道など無いように思える
「国はアルテアを中心にまとまるのかね?」
 逃げ出した巨乳の処女を思う
「ふふふ……どちらにしてももう戦える国ではないな」
 そこへ一人の男が近づいて来た
「いらないのなら、私にくれないか?」
 騎士とつるむ事によって祖国を敵にした男
「これはクラーカム医師」
 獲物を見つけた猟犬のような目だった。

その812
「起きるんじゃ」
 クラーカムはいきなりミュースに気付け薬をかがせる
「ん?……ぐぷ……」
 目をさました直後にミュースがしたことは口腔内に溜まった精液を吐出す事だった
「いい目覚めのようじゃな」
 どこを見てそう言っているのだろう、そして目の前にミュースを立たせると身体を調べ始めた
「おお、健康なものだ」
 いくら嬲っても身体は頑健だったのだ
「もう……死にたいよ」
 クラーカムはミュースの感情など意に介する様子も無く
「おや? これは」
 下腹部を摩りながらクラーカムは言うのだ

その813
「子供が出来たようじゃな」
 ミュースと騎士にとって予想外の言葉であったらしい
「うそ……」
 そして騎士はマジマジとミュースの腹を見ている
「あれだけなんの避妊もせずにしまっくていれば健康な女性なら妊娠ぐらいするぞ」
 何を驚くと言わんばかりに
「まあ今まで栄養にもかたよりがあって生理不順であったか」
 いつしかミュースも自分には子供が出来ないんだと思うようになっていたのかもしれなかった
「それでも死ぬかね?」
 クラーカムの質問は的確だったらしい
「死なない! この子は必ず守るわ」
 地獄に付き合わされる子供は哀れだなとはクラーカムは口に出しては言わなかった。

その814
「じゃあ提案だ」
 騎士はわざとらしく優しげに言うのだ
「これからは尻の穴と口だけで相手をしてもらえばいいよ」
 前は子供の為に手を出さないと言うのだ
「え?」
 そして続くのだ
「自分から望んで兵の前で尻の穴を開き犯してもらう事を切望しながら抱いて頂け」
 肛姦を自ら進んで行なえというのだった
「じゃなければ子供はどうなっても知らないし、今までのようにレイプ三昧の日々という事にするだけだ」
 提案としては受入れる以外に道は無さそうである
「わかりました……」
 苦渋の選択ではある、が今はお腹の中に芽生えた新たな命だけがミュースの支えになるのだと思い込んでいるようだった。
「じゃあ……さっそく」
 そして今まで彼女を輪姦にかけていた兵士達の前で
「私は尻奴隷です……ここを使って……下さい……」
 屈辱のポーズを取る。



その815
「はぁはぁはぁはぁはぁ」
 荒い息遣いがその場を支配していた
「なんて……なんて……」
 くり返される言葉は意味を持っていない
「うううう……あははははは……はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
 どこかでたがが外れたような、そんな感じだ
「うう!」
 タパタパッ
 いきおいよく吹出した白濁液は寝転がされたアルテアの胸といわず顔といわず汚していく
「おおおおお……気持ちいいぞぉ……あはははははは……君もそう思うだろう?」
 最後の一雫までをアルテアの顔になすりつけて男は満足していた
「えへへへ……」
 しかし、すぐにその満足感は遠ざかる
「まただ……君はなんて素晴らしいんだ」
 気を失ったままのアルテアの顔の上でひといちばいでかい逸物がまた堅くなっていく
「まただよぉ……舐めるんだぁ……あははははははは……はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
 アルテアが目を開けた時何度目かの汚液がその目に飛び込んでいった。

その816
「あはははははははははははは……目薬かい……あはははははははははははは……はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
 男は満足げにアルテアの顔に付いた白濁液をなすりつけながら
「飲め……飲め……」
 命令をくり返しながらその汚液を集めて口へと運んでいく
「いや!」
 上げた悲鳴が口を開かせ汚液を口腔内へと落す結果になる
「あはははははははははははは」
 男の笑い声には確かに狂気が宿っていた
「うぐぅ あぶ」
 何か言おうとしたアルテアの歯や歯ぐきに指に付いた物をなすりつけていく
「あひゃひゃひゃ」
 そしてまた笑うのだ
「素晴らしいよ……そしてここも素晴らしいよ……」
 ここもといいながら何も動く気配がなく、そして突然
「おかしいよ……なんでこんなものがぁ……」
 衣服が勢いよく破かれたのだ

その817
「おおきい……おおきいよぉ」
 座る場所を移動した男はアルテアの胸を大きくひらいて自分のそのものを挟み込んでいく
「はしたない真似は……やめろ」
 アルテアの言葉など意も解さずその大きな胸でしごき始める
「やわらかい……やわらかいよぉ……あはははははははははははははははははは……」
 狂人の眼をしていた
「やめろぉ! くっ」
 アルテアの中にある薬と乳首にはめられた輪が必要以上に性官帯を刺激する
「おおおおお……気持ちいいぞぉ……あはははははは……君もそう思うだろう?」
 その質問はアルテアにむけて言われてはいるが本人にその意思は無い、が
「そんなこと……」
 アルテアには意味があった、自分の身体の変調を見破られていると言う錯覚の中に落し込まれたのだから
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ……君も……」
 より胸を変形させて
「気持ちいいんだろうぉ……あははははははははははははははは……」
 アルテアは自分の置かれた状況を理解する暇も無いままに翻弄されていた。

その818
「ほぉおら……ほぉおら……」
 足で胸を挟み込むと腰をグラインドさせて
「舐め舐めしましょうぅ……はぁはぁはぁはぁはぁ……」
 無理矢理アルテアの首を起すと大きな胸から飛び出している長大なその逸物を咥えさせる
「うぉおおおおおおお……とけるぅ……あはははははははは……とけるぅ……あはははははははははは……」
 正気とは思えなかった
「ぶご……あぐ」
 その凶器は口腔内を荒らしていくのだ
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……君は最高だなぁ……」
 誉め言葉も嬉しくなんか無かった
「げふ……げぶ……」
 そして男は何の前触れも何も無く
「あ……おおおおおうう……」
 アルテアの口の中で白濁した汚液をぶちまけた
「幸福だぁ……俺は……私はぁ……果報者だぁ……」
 息苦しい状況で注がれた汚液は半分以上を胃に落し込むしか処理する方法はなかった。

その819
「おかしい……おかしい……」
 男はさらに次の行為へと進化させようとして自分の長大な何に当たるものの存在に気が付いたようだった
「痛い……痛いぞぉ……あははははははははははははははは……はぁはぁはぁはぁはぁ」
 二つの乳首を引っ張り出してパイズリでは無く乳首によるその行為に至ろうとした時だった
「放して! 痛いわ!」
 アルテアは自分が見も知らぬ男に女として凌辱されている事が信じられないのだ
「これかぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 その乳首にはめられたリングに気がついた男はそれを引き抜く勢いで引っ張り上げていく
「だめぇ! 取れない……取れないのよ!」
 アルテアの必死の訴えも届かない
「おかしい……おかしいじゃないかぁ……」
 あちこちへと引っ張っては取れない事を悩んでいる男は徐々に機嫌が悪くなっていく
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお……」
 そしてついに諦めたようにアルテアの胸から立ち上がった
「なんて不幸なんだ……俺は……不幸だ……」
 ついさっきと正反対の事を言いながら何かを求めてふらふらと歩き出した

その820
「逃げなきゃ……今の内に」
 アルテアは両手は縛られていたがどこかに固定されているわけではなかったからすぐさま行動に移すことにした
「衣服が破れたおかげで……刺激は無くなったけど……でも」
 身体の奥は熱く潤んでいた、胸をいびり倒されてよけいに過敏になっているようだった
「私が……女であるはずがないのに……」
 しかし悲鳴を上げる姿は自分でも隠しきれないと思い始めていた
「あったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 思いのほか男はすぐに戻って来た
「な……」
 そしてその手にあるものがアルテアを恐怖させる
「切ってやるぅ……あはははははははは……すぐに切ってあげるよぉ……」
 メスを見せつけながらゆっくりと歩いて来る
「ダメ……無理よ……」
 そしてその鋭利な刃物がアルテアに向けられているのだ
「なんで……こんなところで……」
 そして恐怖が脚を竦ませた

その821
「あははははははははははははははははははははははははは……切ったぁああああ 切ったぞぉ」
 アルテアの手の縛りを後ろ手に縛り直した後にいきなり残っていた衣服を切り裂いて何やら満足している
「な……」
 その刃物が蠢く度に身体を固くしてびくついていたアルテアはその様子にいきなり脱力した
「なんだ……あ……」
 そして腰が抜けたようになる自分を自覚した時に
「女なのか……やっぱり私は……」
 悲しい自覚だった
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
 男は息を荒くしたまま衣服を二度と着れないまでに小さく切り刻んでいた
「この男……」
 理解出来無かった、何を考えているのか、そして何がしたいのかを
「んん?……はぁはぁはぁ……そうだ……もうひとつ持って来たものがあるぅ」
 アルテアに再び近づいて来て……

その822
「ひっ」
 アルテア耳たぶを思いきり引っ張るとメスを近づける
「そうそうそうそうそうそう……思い出したよぉ……持って来たんだ……もう一個ぉ」
 そう言いながらメスをどんどん近づける
「いやぁああああああ……何い何なのぉ」
 女のような悲鳴がアルテアの口からほとばしる
「あははははははははははははははははははははははははははははははは」
 メスの切っ先が耳の側を行ったり来たりして恐怖心を煽る上に動け無くなった
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
 荒い息が耳に直接あたるのがわかる
「やめてぇ……」
 プツリッ
「ひぃ!!!!」
 ついに耳にメスがあたった。

その823
「な……なんでこうなるの……なんで……」
 アルテアは街中を首輪を引かれて歩かされていた
「あはっ……あははははははははははははははは」
 男は笑いながら歩き続けていた
「何なのよ……私を……私は……」
 何も言い出す事が出来なかった
「もうすぐ……もうすぐぅ……はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……」
 耳に穴を開けたあとに男がしたのはタグを付ける事だった
「いいものを付けた……あはははは……もうすぐぅ……あはぁはぁはぁはぁ……」
 ふらふらする足取りで何処かに向かっているのはわかる、が街中を見てもある程度大きさの街だと言うこと以外はわからない
「私の国なのに……知らない街がいくらでもあるの……」
 絶望感がます
「ついたぁあああああああああああぁ」
 男は大きな建物にアルテアを連れ込んでいった。

その824
「話しを聞いて!」
 アルテアが連れ込まれた場所は役所だったのだ
「このタグ違ってるんじゃ無いの?」
 役人は必死に訴えるアルテアを無視して男に話しかけていた
「違わない……違わないぃ……家にあったの付けた!」
「やっぱり、ダメだよこれは昔に死んだ牝牛のやつでしょう、ちゃんとしたのをもらいに来てくれないと」
 役人はなにやら物品を検分するようにアルテアの胸をペンの先でつつくと
「牝牛で登録するのもいいけど、ミルクの出は?」
 書類を書き込みながら
「それに牝牛とはやれないんだよ?」
 そう言いながら別のタグを取り出して来る
「それぇ……それぇええええ」
「これを付けておけばちゃんと性奴としての登録が出来るからね、名前はじゃあこの牝牛と一緒でいいのか?」
 などと言うのだ
「何をばかな話をしている! 私の身元を確認しろと言ってるのだ!」
 アルテアが叫び続けていると面倒臭そうに役人はアルテアの方を向いて、新しいタグを見せる
「これね、君の名前だから……ちゃんと覚えておくようにハナって書いてるんだよ、君の名前は今日からハナ! アルテアなんて高貴そうな名前は名乗っちゃこちらに迷惑がかかるからね」
 諭すようにそう言い含めるだけだった。
「じゃあ増乳剤を注射しておくからそれでもミルクの出が悪かったら牝牛としての登録は抹消するからね」
 役人としては家畜の数が減って税金の免除等の恩恵を無くさないように手心をくわえているだけの手続きでしかない。
「何を言っているの! ゆるされる事じゃ」
「黙れ! 言葉が喋れるからと言って私達と対等だなどと考えるのでは無い! 性奴は家畜だ!それこそお前は牛として男と寝れると言う存在なんだ!」
 書類を目の前に着き付けて、そういうとアルテアの耳にもうひとつタグを付けてから胸に何かの注射をすると追い払うように手を振った。
「あ……ありがとうだ……あはははははははははははははははははははははははははは」
 男は気分がいいと言いながら首輪の紐を引いた。

その825
「私は家畜……」
 アルテアが受けたショックは想像を絶するものだった
「あひゃひゃひゃ……はぁはぁはぁはぁ……」
 男は嬉しそうに街を歩いた、自分の家畜を見せびらかすように
「二匹分ん……二匹……」
 二つのタグが自慢らしい
「私……私……」
 もうすぐこの国を手中に納めるところまで来ていた、それがどうだろう
「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん……お……俺ぇのぉ……」
 見ず知らずの、それも少しおかしな部類に入る男の所有する家畜だとゆうのだ
「書類ぃとぉおなじぃ……」
 タグと役所の書類はそれが同じ物である事を証明する、そしてそれは彼女がアルテアではないと証明するのだ。
「う……ぐす……うえ……」
そしてアルテアは男として暮らしはじめてから初めて涙を流した。



その826
「光……」
 シー○は二人のフェラ○オに導かれるままに海にいた
「あの向こうだよ、私達が生まれた世界」
 案内をかって出た二人は嬉しそうに先を急いでいる
「そうそう、あの先あの先」
 ジャ○バとの面会、コモン全ての未来をも決めてしまいかねない重大事だ
「私が進むべき道にまだ光があるなら、私は恥ずかしがること無く」
 そう思うしか無いのが現状かもしれない
「シー○様、ジャ○バは恐い人だけど、優しい人だから」
 矛盾のある説明
「わかります、人とは須らく一つのものでは無いのだと理解しています」
 シー○の中にある王女としての気品は失われてはいない
「会いましょう、生きるべき物達の未来の為に……オ○ラマシンによる戦争を止める為にも」
 そして海を潜った場所にそこはあった。

その827
「ここが……」
 シー○の目の前は海の中にである、しかし呼吸が出来て花が咲き乱れているのだ
「そうだよ、私達が生まれた所だよ」
 フェラ○オの先導は確かなようだった、そしてあちらこちらの海草の影からエ・フェラ○オ達が見ているのだ
「ア○国にもいるとゆう」
 シー○は一瞬考えてしまうのだ、彼女達がドレ○クに力を貸さなければ……と
「そう思ってしまう心は罪ではありませんよ。シー○・ラパーナ」
 優雅でそして奥深い声が響く
「ジャ○バ様だぁ」
 次の瞬間には案内の二人はこの場から逃げさっていた
「近くへ来なさい、あなたと話をしましょう」
 姿は見えずともどこから呼ばれているのか解る、そんな不思議な感覚だった
「はい」
 回りにいるエ・フェラ○オ達が嘲っているような笑みを浮かべているのがシー○には気になった。

その828
「な!……」
 ジャ○バの前まで行った時にシー○を絶句させたのはジャ○バの容姿ではなかった
「どうした? ナ○国の王女シー○・ラパーナ」
 そしてシー○はその呼びかけに顔を上げていられなくなった
「それともア○国の性欲処理牝奴隷と呼ぶべきか?」
 回りにはシー○のア○国に捕まってから後に施された全ての凌辱図が映し出されリピートしていた
「それとも馬の夫を10も持つ家畜奴隷か?」
 優しげな声で辛辣な事を言い続ける
「く……」
 シー○はここに来るまでになんとか王女としての格式を取り戻す努力をしていたのだ、すべてが無駄になった
「牡の精を糧とする精飲家畜か?」
 返事がくるまで繰り返すつもりかジャ○バはやめようとし無い
「獣と番う子殺しか?」
 そしてその言葉にシー○の両肩が大きく振るえた
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 魂のそこからの叫び声だった

その829
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 シー○は叫び続けていた
「これでは話しになりませんね」
 そしてジャ○バは子供のようになっているシー○をただ見ていた
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 回りにはシー○の凌辱図がリピートされ続け、今だに鮮明なその当時の様子を伝えてくれる
「聖女王よ……コモンの限界でしょうか」
 ジャ○バは何かを待っているようだった
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ…………………………………………………………」
 叫び続けてシー○の喉はついにその音を出す事を放棄したようだった
「……」
 シー○にとって過酷だったのは目の前で見せられる映像が見せる浅ましさだった、自分でもその時は考えられないほどに、思い出す事も憚れるほどの苦痛だった……しかし、その様を見せられるとなぜ今人の振りをして生きていられるのか、何故あんな行為を受入れてまで生きて来たのか、心が壊れてしまえばいいとさえ思えるのだ。
「ぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ………………………………………………ぁぁあぁぁぁぁぁ……………………」
 何かをする為でなく逃げる為に声が必要だった
「いつまでも泣いていて良いのです、そして楽になるのですね……バ○スト○ウェルへ帰してあげましょう」
 ジャ○バも待つといいながらも人の限界を知っているようでもある
「試されることはこれだけではないのですから……壊れてしまうほうがあなたの為というものでしょうね」
 総てを包み込むような慈愛の表情がジャ○バにはあった。

その830
「………………………………」
 どれだけの時間無言でいただろう
「………………………………………………」
 何時間のようでもあり数秒しかたっていなかったかもしれない
「…………」
 そしてシー○が目を開けた時もう、瞳の色は変っていた
「聖女王よ……何かに目覚めたようですね」
 ジャ○バは優しく問いかけた
「ジャ○バよ、私はそのような事を呼びかけられる者ではないかもしれない」
 枯れていた端の喉は声を正確に美しくかもし出す
「それでも、私は、あなたに聞いて頂かなければいけない事があるのです」
 シー○は自分の行いを語り、今の現状を語り未来を語った
「そうですか……それで……」
 ジャ○バはゆっくりと聞き、先を促した
「はい、だから……世界を……コモンを……」
 お願いに上がるというのは性にあわないのかもしれない、自分で何とかしようとする精神が根付いていたから
「そうですね……では試練を受けてもらいましょうか、聖女王」
 それは、コモンの争いに介入する事を嫌う様子が手に取るようにわかる、しかしシー○のことは認めたようなのだ
「はい、お受けします」
 シー○は力強くい懐いた

その831
「!」
 淡い光がシー○の立っている場所を包んでいた
「さあ力を抜くのです」
 ジャ○バの指が動く度にその光は圧力を変えていく
「はい……」
 試験を受けると決めたのだから総てをまかせるつもりでゆっくりとその光に振れる
「いいですね、自分の覚悟を忘れたらいけませんよ、これは試練ですからね」
 ここまでシー○が流されて来た事を戒めているようでもある
「御のが内にあるものを信じるのです」
 その忠告をシー○は後に懐かしく思い出す事になる
「肝に……銘じて」
 そういうシー○が覚えていない事をジャ○バは知っている
「頑張りなさい」
 そのように目論むのはジャ○バ本人だからだ
「はい……」
 そしてシー○は光の中へ消えていった
「これで、いいんですか?ジャ○バ様」
 どこに行っていたのか二人のフェラ○オはその場に姿を表した
「祈っていなさい、ダメなら……粛正をコモンに与えねばならなくなるだけです」
 そしてシー○はオ○ラロードを越えた

その832
「ここ……何?……」
 そこは見た事も無い雑踏の中だった
「あれは……」
 空の真ん中に光る球体がある
「太陽……」
 そしてシー○の様子に悲鳴をあげる人、ただ見つめる者、ニヤつく者様々だった
「何……あ私……裸……」
 それはやはり違和感があるのだ
「そこのもの!じっとしなさい!」
 そして取り締まりに来た者が駆けて来る
「え?」
 そのシー○の腕を強く引く者があった
「何してる掴まりたいのか!」
 裸のシー○に上着を羽織ると人ごみの中へ駆け出していく
「あ」
 あっとゆうまにシー○達はその場から逃れ追って来る者は無くなった
「何のパフォーマンス?? その裸は」
 男はそういって笑う
「えっと……私は……誰でしょう」
 シー○は自分の名前も目的も覚えてはいないのだった。

その833
「寒かったみたいじゃの」
 老人が食べ物の外に衣服を調達して来ていた
「あ……」
 何か言う前に身体を隠そうとする仕草に
「大丈夫じゃよ」
 安心させるように手を振って見せる老人の顔には優しさがあった
「何があったか知らんが、まあ食べていれば人間、元気が出て来るものだ」
 食べ物は何処で調達したかわからないがそれなりの物が並べられて、公園の物置で食べるには似つかわしく無いかもしれない
「ん……」
 彼女はその食べ物をいくつも口に運んで貪るように食べた
「美味いか?」
 老人は嬉しそうにその様子を眺めていた
「ん」
 頷くだけで彼女はひたすら食べている
「食べられるだけで、ある程度の不幸などは無くなるものだがな……まあ人には捨て切れぬものもあるか」
 自分に言い聞かせるような老人の言葉だった
「ありが……とう……」
 片言で喋る彼女は自分の名も覚えていない異国の娘に見えた。

その834
「こんなものかの?」
 衣服はシー○を安心させてくれる物だった
「はい、その……」
 申し訳無さそうにしているシー○に老人は
「誰かに追われているのかの? まあこの街にはクズみたいな奴等が多いからのう……これでもかけるか」
 そう言ってそっとダテメガネを渡す
「ん?」
 それが何かわからないようにしているシー○を
「メガネも知らない異国から来たんか?」
 驚くと同時に優しくそのメガネをシー○の顔に
「こうするんじゃよ 少しは顔を隠せるからな」
 ニコニコと言うと
「ありがとう……おじいさま……」
「何々、様と呼ばれる身分じゃないからのぉ……まあ元気を出す事さ」
 老人は立ち上がると
「さてと……これからどうするか考えねばなぁ」
 シー○の何も知らない様子に不安を隠しきれないように老人は
「教えるべき事が多いような気がするのぉ まあわしも孫をほって出て来とるからな……これも罪ほろぼしかもしれんて」
 決意するのだった

その835
「奇麗……」
 公園は季節の花で溢れていた
「生きてるのね」
 シー○は老人に教えられたことは数多かった
「金なんか無くても、幸せはあるものじゃよ」
 老人はシー○にまず世界が綺麗な物である事を教えてくれているようだった
「朝には朝露が昼には日光が夜には星空が」
 誰にでも与えられるべきそれらの自然の恵みがシー○には珍しいものに映るのだ
「異国では星空も違うのかのう」
 シー○は飽きることなくそれらを楽しんでいるのだった。

その836
「おじいさん!」
 しかしそんな生活は長くは続かないのだ
「ひぐ……ひぐ」
 老人が胸を抑えて倒れたのだ
「どうしたらいいのかしら……ああ……私は」
 シー○は戸惑うばかりで行動に移れない
「こりゃやべえなぁ」
 老人の友人がやって来て
「救急車呼ばないとな、呼んで来るぜ」
 そして回転燈のついた白い車がやって来たのだった。

その837
「ひっく……えぐ」
 シー○は無くしか出来なかったのだ、ただ泣く事しか出来ない自分が悔しかった
「何が出来るの……私に……おじいさん……教えて……」
 自分がこの場にいることの違和感は絶えず付きまとい、そして世界と隔離する
「教えてやろうか? 俺がよ」
 赤いランプのついた処置室の前にある長椅子で泣き続けるシー○の肩をたたく男がいた
「?……」
 振り仰ぐと見覚えの無い顔があった
「なんとか一命は取り留められるそうだが治療を続けるには金がいるって事さ」
 それは、シー○にはいかんともしがたいものだった。

その838
「えっと……」
 何が起きているのだろうと思うのだ
「今日からここで働いてくれるシー○ちゃんだ」
 異国人とゆう事で男はそれらしい名前で呼んだだけのつもりだろう、しかし偶然とはある物でそれが彼女の本来の名前であったのだ。
「えっと……」
 透けるような服を着せられてテーブルにいる男性に奉仕する、そうするとおじいさんの入院費が払えるくらいの金になると男は言った
「さあ、シー○ちゃん御挨拶」
 その“ちゃん”を付けた呼ばれ方がくすぐったくも嬉しくて、そしてその名前には違和感が無くて自分がここにいるのが自然なのだと自覚させるものであった。
「シー○・ラ○ーナです、よろしくお願いします。」
 気が付けばフルネームを名乗っていた。

その839
「こうですか?」
 シー○にとっての驚きよりもシー○を連れて来た男の方が驚いたのだろうと思われた
「最高だよシー○ちゃん」
 嫌がる所かシー○は慣れた手つきで男のそれを口に運び、教えられるでも無く奉仕した
「あのじじい……とんでもねぇことさせてやがったんじゃねぇのか」
 シー○も多少の驚きがあったものの、ここが自分にとって居やすい場所だとの感覚が、男に奉仕するとゆう行為を自然にこなしていく自分の肉体を受け入れたのだった。
「ん……んんん……」
 シー○の行為に長く身を委ねたい客は必死に発射を我慢する
「こいつはすげえ拾い物だ、天使の顔をした娼婦……」
 男は満足してじじいの入院費を払う事に決めたのだ。

その840
「ん!」
 客はシー○の口の中に思い切り欲望のマグマを噴出するとシー○の頭を撫でて行く
「ありがとう、明日からまたがんばれるよ」
 シー○にとっての違和感は終ったあとにあるようだった
「嫌がりもしないで飲んでくれるし、顔にかけてもお礼を言われるんだから……」
 客は口々にそう言ってチップをはずんで帰っていく。
「これで……終わりなのね……」
 何か身体の奥で熱いものが沸き上がっているのだ
「シー○ちゃんお次の指名入ってるけど、どうする?」
 受け付けにいる若い男が声をかけて来る。
「はい、喜んで」
 そう言いながらシー○前の客の名残を飲み干した。

その841
「受け取ってくれよ、金に困ってるんだろ?」
 瞬く間に一月近い時が経ち日増しにシー○の人気は上がっていた
「こ……困りますよ」
 シー○にとっての仕事はあくまでもおじいさんの為であるから
「何いってるんだよ、お金はあって困るものじゃ無いまた来るから。」
 客が置いて行くチップの額は上がる一方で
「店長さん……」
 シー○をここに連れて来た男に問いかけるような眼差しを向ける
「受け取っておけよ、お客様の顔を潰しちゃ行けない」
 そう言われると、そんな気もして来て
「有り難く……頂きます……」
 大した事をした覚えも無いのにちやほやされるのは心苦しいと思うのだ、泣きたいような逃げ出したいような焦燥間の入口にあるような行ないで……
「また来るよ、シー○ちゃん」
 だから、無理矢理作った笑顔でお客様をお送りするしかなかったのだ。

その842
「今月の指名率、ならびに売り上げトップはシー○ちゃんでした!」
 月が変わる時に女の娘達のやる気を煽る為に行われる業務成績発表はダントツでシー○のものだった
「えっと」
 シー○の腰をバンバンと叩きながら店長は嬉しそうに皆に発表した
「すいません……」
 謝る癖が抜け無いのかシー○の第一声は情けないものだった
「やめてよシー○ちゃん、私達のトップなのよ……もっと胸を張ってよ」
 シー○と同時期に入店した女の子は嬉しそうにシー○を称える
「まあ、あんなもの喜んで飲んでたら、男も靡くわよね、外人はわかんないわ」
 今までトップを守って来た女の子はやきもちを隠そうともしない
「こらこら、喧嘩するなよ、仲良く競争してくれ」
 店長はこの時点で大きな間違いを犯していた事に気が付かなかった
「ええ、仲良くするわよ……たっぷりとね」
 店のなかにシー○の事を快く思わない人間が多くいる事を。

その843
「おじいさん……早く元気になって、私……頑張っているから」
 シー○の日課には病院への見舞いも入っていた
「……」
 何やら管を大量に付けられているおじいさんの姿は痛々しくもあり、見ていて苦痛ではあるのだ
「私、全然平気だからね、早くなおす事を考えてね」
 握った手の平から少しの反応が帰って来てシー○を安心させる。
「うん……うん」
 そしてシー○は頷く、今の仕事場にいる方がかつての自分に近いと思えるなどとは言えない
「安心してね……癒るまで入院出来るからね」
 安心させる為に言葉を繰り出す、しかしそうすればするだけ、やさしいおじいさんの隣が自分には相応しく無いと思えて来てシー○は泣きたくなった。
「また明日来るね」
 しばらく手を握り締めてからシー○は起ち上がった、面会時間は終ろうとしている。
「よろしくお願いしますね」
 ナースに挨拶して病院をあとにするのだ、その後ろでナース達がシー○とおじいさんの関係に怪しい憶測を飛ばしているなんて考えもしないで。

その844
「シー○・ラ○ーナだな」
 そう声をかけられたのは、仕事が終って公園住まいは危険だからと店から与えられたアパートへ帰ろうとしている朝日が昇る頃だった
「えっと?」
 振り向いたシー○がその場にいる男に見覚えが無いと確認するよりも早く横から出て来たもう一人がシー○を羽交い締めにした
「きゃっ」
 叫ぶよりも早く声をかけて来た男がガムテープで猿轡をしてしまうと
「申し訳ないな、あんたにゃ恨みは無いがこれも頼まれ事なんでね」
 そういうとシー○をすぐ脇に回って着たワゴン車に連れ込んでいく
「んんんんんんん!」
 これが、この行為の最中またもやシー○は何か懐かしい感覚に落ち入っていくのだ
「あんまり震えて無いな?」
 シー○を後ろ手に縛り上げながら一人がそう言う
「まあ、いいって……この身体が手に入ればな」
 物騒な会話をしているのだった。

その845
「逃げられないぜ、一生な」
 男達は悪ぶって言い
「縛り上げろ!」
 ワゴン車にシー○を担ぎ込むとそそくさと両手両足を拘束していく
「いいかっこうだぜ」
 車内でそう拘束するとどうしても尻を突き出すかっこうになってしまう
「それに……いい女だ」
 ガムテープが邪魔だと言いつつ叫ばれたりするのが嫌なのかそのままだった
「んんん!」
 シー○は睨みつける事で抵抗を示すしかない状態で
「可愛い顔してるじゃねぇか すぐ泣き顔にしてやるからな」
 そして、シー○にとって何故か恐怖を感じるような言葉では無かった
「さて……最初は」
 男達は突き出された尻を狙って動き出した

その846
「ほうら」
 男がシー○のスカートに付いているチャックを下ろすとまるで一からそう使うものであるかのように小さなパンティに包まれた尻の割れ目が露出した
「うひゃひゃ 真っ白だ」
 男の声はどこか上擦っていた
「さて……邪魔だな」
 必死で避けようとする尻を捕まえてパンティを下げていく
「なんか高貴な感じがするよな」
 その様子を眺めていたもう一人がそう呟く
「じゃあ、浣腸か?」
 どこかでそう繋がるいらしかった
「ああ……だな」
 そして男達は二人掛かりで浣腸の準備に入った

その847
「おお、やわらけぇ」
 シー○の尻を嬲っていた男がうなり声をあげる
「この尻は色々知ってるぜ、絶対だ」
 その感想は当たっている、シー○が知らないだけなのだ
「この肉も何とも言えないな」
 もう一人がシー○のムチムチの尻肉を嬲りながらシー○に悲鳴を上げさせる
「いやぁ」
 そしてしっとりとしている尻穴を広げて腸壁をなぶる
「しっとりだ、ブスっといけや」
 そう言いつつ尻を要求すると
「ああ……こいつも経験してるんだろうな」
 そんな身勝手な台詞を聞きながら濡らしているのを隠したいと思うのだ。

その848
「原液だから漏らすなよ」
 イルリガードル浣腸器に付けられた弁を開くと高低差のおかげで貯められたグリセリンの原液がシー○の直腸に流れ込む
「ひぃぃぃっ!」
 シー○の身体が知っている刺激とは明らかに違うその衝撃が予感していた何かを吹き飛ばしたのだ
「あ……あうあう……」
 注入された瞬間から地震のような音を発する下腹部がシー○の羞恥を誘う
「効くだろう、たっぷり注入してやるからな」
 そう言いながらシー○の腹をまさぐって
「入ってるぞ、あはははは」
 その重さの感触を楽しんでいるように
「いやぁ……だめぇ……」
 みるみるうちに浣腸器の中のグリセリンはシー○の中に飲み込まれていった。

その849
「さて……何処にいこうかな?」
 車は先程から走り続けていてシー○には何処を走っているかわからない
「おね……もう……あ……」
 羞恥にシー○はトイレを頼む事すらままなら無いでいる
「何処でお漏らししたい?」
 などと聞いて来るのだ
「お願いです……おトイレに」
 シー○の尻の穴に飲み込ませた管をなぶりながら
「トイレはなあ……ここさ」
 男はどうやったのか走ってるままに後部のドアを開いた
「このまま排泄するんだよ!」
 ものすごいスピードで車は走っていた、そしてシー○のアナルは背後を走る車からでも見えたのだった。

その850
「あ……いや……ダメ……」
 開け放たれたドアからはものすごい勢いで風が吹き込み、それが身体を冷やしていく
「あう……いたい……あ……」
 下腹部に走る衝撃はもう押さえきれない所まで来ていた
「さあ、排泄タイーーーム!」
 一人が管をつかむと一気に抜き放つ
「だめぇえええええええええええええええええ」
 抜き取られる刺激に体内の圧力が逃げ道を見付ける
「出るぞ!」
 ブバババババババババババババババババババババババババ
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 シー○は知らなかったそれは高速道路と呼ばれる場所だとは。

その851
「ほら降りろ」
 車から下ろされるまでの間にいったい何回浣腸され走行中の車から排泄させられただろう
「あ……」
 シー○の尻を気に入ったらしく指を挿入して弄り回していた
「あるけあるけ」
 尻の中の指で歩く先に誘導していく
「はい……」
 ショックで反応出来ないように見えるシー○は苦痛の中で何かが目覚めていた
「ほらこの山奥では叫んでも誰も来てくれないぜ」
 長時間のドライブの果てについた場所は人里は慣れた山奥の山荘だった
「今日からはここがシー○ちゃんの家だからね」
 アパートよりもいい住まいだったが、自由は無さそうだった。
 そして、シー○には何処にいてもその場所に対する知識など有ろうはずもない。

その852
「嬉しくなるだろう?」
 この山荘は女を拘束し凌辱する為にだけ作られたものだった
「う……」
 尻込みするシー○を山荘に押し込めるとようやく安心したのか
「脱がしてやる」
 シー○の衣服を破り捨てるのだ
「ダメェ!」
 その衣服は少ないお金の中でおじいさんが買ってくれたものなのだ
「もう二度と着ねえんだ気にするな!」
 全裸にされて拘束具の中央に立たされるシー○の表情が自然と卑屈な笑いを作る
「ん?」
 男達は訝しむ
「どうした?」
 シー○はようやく自分がいるべき場所に帰って来たような感覚の中にいるのだ。記憶の中に封じられた原体験が蘇ろうとしていた。

その853
「何を笑っている?」
 男はシー○の表情を訝しんだ
「笑う?……私が?……」
 言われるまでシー○は自分の顔がどんな表情をしているのか気がつかなかった
「笑っているだろう?」
 男は不安になる、壊してしまったのかと思うからだ
「そう……私は笑っているのね……」
 そう自覚して涙が溢れて来た
「笑うなよ! 何が可笑しいんだ?」
 悲しさが溢れている、理由がわからない
「あ……あははは……私が……」
 だが、その泣き笑いは止められなかった
「くっ」
 男の苛立ちは何処に向けていいかわからなくなっていた。

その854
「今日は勘弁してやる!」
 壊れた女を抱く気にはなれなかったらしい
「勘弁してくれるんだ……あは」
 言われた意味が理解出来てるのか怪しい雰囲気でシー○は座ったままである
「ダメよ!」
 突然声がした
「私の依頼通りにしてちょうだい」
 ゆっくりとそちらを向くと一人の女性が立っていた
「あ……あなた」
 シー○にも見覚えがあった
「しかしよ、壊しちまったらもったいないぜ」
「何言ってるのよ、私のナンバーワンの地位と店長の感心を奪った女よ! 無茶苦茶にしてやらないといけないわ、こいつでね」
 逆恨みに付き合うのは大変だと男は思う。

その855
「これって」
 女性が手を引いた時に現れたのは
「そうよ、ちゃんと調教されてるから平気よ」
 一匹の大型犬であった
「もったいねぇ」
 本心であったろう
「バカを言わないで! それが依頼内容でしょ」
 のそりと犬が動き出し
「見つけたわよ」
 シー○に向かって歩き出した
「それと……」
「そうよ!」
 シー○の顔に怯えの色がないのが気に入らないようだった

その856
「きゃ」
 シー○の品定めをするように犬が匂いを嗅いでいる
「おとなしくしてなさい、今すぐあなたを気持ち良くしてくれる牡なんだから」
 女性は嬉しそうにそう言う
「あ……」
 顔を舐められても何もしないでいる
「恐怖は無いようだな」
 ぽつりと男が言う
「くっ……普通なら嫌がるわよ!」
 女性は気に入らないらしい
「尻も調教済みだったから、動物も経験済みなんじゃねえか?」
 それがなれであるのか行動に理解が付いて行ってないのかわからない
「きっと、犬が何するか理解して無いのよ」
 だからその女性はシー○に膝を抱えて足を開かせた

その857
「え?」
「今度はお宝の味見をさせるのよ」
 苛立ちを隠しもしないで女性が命じる
「嘘……犬ですよ」
 やはりシー○には理解されていないようだった
「そうよ、そしてあなたのセックスフレンドになるのよ」
 その意味は徐々にシー○に浸透する
「嫌です! そんなこと……いや」
 頭が拒絶する、犬との交わり、しかし魂がまだ安心したような安堵感を伝えるのだ
「必死さが足りないわね」
 シー○は必死で嫌がっている、しかしどこかで訴えるものがある馬じゃ無くて良かったと
「美味しそうに舐めるわね今度は自分でね」
 恐ろしい事を命ずるのだ、そしてここに連れ込まれた以上いずれは命令を聞かされるだろう事は理解出来ていた

その858
「自分で入れやすくポーズを取りなさいな」
 犬との性交に自分から望めと言うのだ
「そんなこと……」
 シー○が否定しようとした時に
「いいのよ、ここにいてもおじいさんの入院費を稼げるように手をうって来てあげたのだけど……それを無かった事にしても」
 女性のもうひとつシー○の嫌いな部分であった
「そ……そんな」
 自分の身を犠牲にして見ず知らずの老人のためにお金を稼ぐような偽善が
「どうする?」
 そしてそうする事によってシー○の汚い部分も見たかったのだ
「我が身が可愛いでしょ? いいのよ」
 しかし最後まで言葉にできなかった
「どうぞ……お入れくださいませ、お犬様」
 シー○は犬の前で股間をさらして四つん這いになった。

その859
「ぎゃう!」
 シー○の言葉を待っていたように犬は一気に自分の分身を沈めた
「あはははは、やっぱり何度見ても面白いわね」
 女性はシー○の惨めな姿に御満悦だった
「やっちまった」
 男はやっぱりもったいないと思う気持ちを捨てきれないでいる
「あ……いやぁ……いやぁ」
 何かを振り払うようにシー○は頭を振っている
「激しいでよ?」
 今までも職場で気に入らない娘をこうやって嬲って来たのだその女性は自慢気に語る
「まったく……」
 犬の方が女に与えるダメージが大きいそうだ
「妊娠するのかな?」
 そんな馬鹿げた疑問が男の頭に浮かぶ、そしてそのまま口から出ていた

その860
「妊娠なんかするわけ無いじゃないか」
 女性がバカにしたような返答をしている時にシー○は別の反応をしていた
『骨接ぎ蟲だ』
『これからは人間以外とだけ犯らしてやる』
『夫の子を産ませてやる』
 それられの言葉が頭の中に湧いて来て、心が恐怖で染まってしまった。
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……あひ……あ……ああ……あぐぃ ひぐっ! ひぐっ! ひぃ!」
 恐怖が暴走して身体が過剰反応した
「おや? あの娘には関係あったみたいだ」
 女性は真実よりも
「無知な女が」
 信じるならばその方が面白いと思ったのだ
「気をやったぞ、犬で……初めて見たぜ」
 男は目が離せなくなっていた
「そう言えば私も犬でイク女は初めてね」
 そう言いながら繋がりを強くしようとでも思ったのか犬の首輪とシー○の首輪を皮紐で繋いでしまったのだ。

その861
「犬が苦しそうだしな」
 満足したのか射精体勢に入ろうとした時に首輪が邪魔になっていたので男が外してやる
「本当にイきまくってましたわね」
 既に何度起しても気が付かなくなっているシー○を見下しながら
「あははは、引きづられてる」
 180°回転した犬が射精を続けながらシー○の身体を引きずって歩く
「おわらいだぜ」
 その姿がどうにも可笑しいらしい
「さて……犬が離れたらすぐ次よ」
 いきなりそういうと女はどこかに電話を始めた
「次だってよ」
 もうひとりにポーズを取る
「洗って休ませて俺たちって事は無いんだな?」
 女の嫉妬は恐いとふたりは思うのだ

その862
「ほらこっち、さっさと歩く」
 結果としてシー○の意識が戻ったのは翌朝早くだった
「いい御身分よね、私達に世話させて一人でおねんねなんて」
 勝手に拉致しておいて散々な言いようだった
「これから次のお相手の所に連れていってあげるからね」
 ついに我慢仕切れ無くなって女が口を滑らす
「え? どこへ」
 裸で外へ連れ出されると知って抵抗してみたものの無駄だと言うことはすぐに理解したシー○はその後は俯いたまま付いて来ていたのだ
「気に入るわよ、だって昨晩のあなたってばはしたないでは済まなかったもの」
 遠くに懐かしい匂いが漂って来る、白樺並木の向こうから幾つかの開けた場所が見えて来るのだ
「いや……」
 ぽつりと言う呟きは
「行きたく無いわ……向こうには行きたく無い!」
 突如、抵抗に変わった

その863
「行かない!行かないわ!」
 その場にしゃがみ込んで抵抗する
「なに言ってるのよ! あなたに似合いの相手だって言ってるでしょ」
 首に結んだ紐を引く、が座り込んだ人間を女の力で動かすことは難しかった
「ひゃぁ!」
 その時シー○の口から悲鳴が上がる
「あ……丁度よかったわ」
 シー○の背後から散歩にでも行っていたようにその馬は現れた
「馬房から今出して来たんですよ」
 牧童のような男は女に挨拶した
「ひぃ! いやぁああああああ」
 シー○は腰を抜かしたように前にズルズルと逃げる
「もう、気に入られたようね」
 馬はシー○の股間の匂いを嗅いでいたのだ

その864
「いや……来ないで」
 恐怖が全身の動きを拘束していく
「大きいわよ、本当に……私は経験無いけどね」
 女は馬の横に移動しながらその逸物を眺めていた
「こんなバカな事は……ゆるして……あ……」
 シー○の奥の方から流れ出る何かがあった
「あはははは どうしたの? もしかして濡れた?」
 女はシー○の状況の変化を見逃さない
「恥知らずねぇ 犬だけではあきたらず 馬でも気をやるのかしら?」
 軽蔑のまなざしには好奇の色が混ざっている
「ち……ちが……」
 シー○は自分でも身体の変化がわからない、そしてそれが失われた記憶のそこにある物だろうとチラリと考えるのだ
「慣れているようね」
 そして、その言葉がシー○に浸透して

その865
「そうなのかしら……」
 自分でもそうかもしれないと思い出すのだ
「ほら用意してやって」
 牧童がいわれるままにシー○を立ち上がらせると牧場の柵まで連れていく
「そうかもしれないけど……けど……こんな事したくないわ……嫌なのよ」
 牧童にシー○は訴える
「わりいな、この馬ってその為の馬なんだよ……可哀想だから犯してやってくれや」
 目の前の泣いてる女性よりも馬を大事に思う人物らしい
「あはは、そんな泣き落とし今さら」
 しかし実体は女も牧童も本当に馬と犯れるのかが見たいだけなのだった
「う……うう……」
 恐怖に喉が引きつる
「さあ、準備完了ね」
 牧童と女がシー○から離れた時、背後の気配は大きくなった。

その866
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
 ドンッと言う大きな音がした時に馬の先はまだシー○に入っていなかった、背中にあたりぬめぬめとその液をなするように動く
「入らないわね」
 緊張しているのか文句を言うわりに目は固定したままだ
「いやぁああああああああああああああああああ」
 そして今は何度かその先をシー○の壷に狙いを定めた
「行く……みたいね」
 そしてその瞬間にその大きなものがズブリと刺さる
「あがががががががががががががあああああぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 馬の腰がドンドンとシー○の尻を鳴らしていた
「入った……」
 もう視線を外せない女と牧童だった
「ああああ……………………ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ………………」
 呼吸が止まりそうな勢いだった

その867
「ああああ……………………ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ………………」」
 目の前が墨を流したように真っ暗になっていく
『シー○様、これは試練なのです』
 その暗闇の中から声が聞えた
『ちゃんと正しい行き方と言う物をして行けますか?』
 それはどこかで聞いた声だった
『同じ堕落をした時は』
 警告のようだった
「う………………そ……」
 そして光が帰って来る
『コモンの世界をあきらめなければ行けないですね』
 ジャ○バの声だった
「ダメよ……ダメよぉおおおおおおおおおおおおおおおお」
 シー○は統べて思い出したのだった。

その868
「私は……何と言う事を……私は……やはり……」
 馬が引き離された後の狼狽のしようは男達をあせらせた
「後よろしくね」
 女はシー○のその様子に満足したのかそれとも、興味を無くしたのかその場を立ち去っていく
「おい! どうすんだよ! この女」
 だから、叫ぶ
「好きにしていいわよ、まあそうねしばらく犬も預けるから夫婦にしておいてあげて、浮気相手はあの子ね」
 いま離れたばかりの馬を指し示す
「おいおい」
 そこまでやるのか? と声には出さなかった
「じゃあね」
 そうして時計を気にしながら女は立ち去った
「行くぞ!」
 シー○は絶望した顔で何も聞いていないようだった、男はその顔をするなら馬を嗾けられた時だろうと思うのだ。

その869
 そのニュースは突然に入って来た
『これは宇宙からの襲撃と……』
 ニュースは宇宙人の来週と新宿副都心の壊滅を伝えていた
「うそだろ……」
 シー○を吊って犬を背後から繋がらせた直後だった
「宇宙人かよ」
 ニュースの画面には昆虫のような空飛ぶ人型の何かが映っている
「これじゃあ……店もダメかもな」
 そうなのだ、シー○が勤めていた店もおじいさんが入院している病院も爆発の内側にあるらしかった
「この女どうしようか?」
 始末を考えなくてはいけないばかりか後金が入らなくなったのだから
「ダ○バイン……」
 シー○はそのオ○ラバスターを知っていた
「○ョウ……聖戦士……」
 戸惑いだけがあった、ただ会いたいと思うのだ。



その870
 今日も何人の相手をしただろうとミュースは思う
『お尻が……痛い……』
 ボーと考えることとはそんな事くらいになっていた
「うぐ」
 妊娠してからアナルと口でだけ男の相手をしている為に
「またあとでな、お姫様」
 そして敵国の兵士たちも彼女の正体を知らされているために奴隷とは呼ばない
「じゃあ、よろしく」
 扱いは奴隷のままだが、呼び方は敵国の王族としてであるのだ
「あ……はい お口と……お尻」
 待ちきれない兵は口に突き込んで勝手に性欲を果していった
「ふぅ 飲み込めよ お姫様」
 オナニーをするように兵は終らして
「はい……」
 そこにやって来たのは憎き裏切り者クラーカム医師だった

その871
「お腹の検査じゃ、いいねぇ」
 幼い頃もそして今も、ミュースの主治医はこのクラーカムなのだ
「う……ん」
 そして男を相手にする時には使いもしないベッドに横になる
「おお、いい子だ」
 下腹部を触診していく
「あ」
 クラーカムの触診は愛撫のような手触りで
「お、胸も少し張って来たみたいだな、貧乳とはおさらば出来るそ」
 そして大きくなったらそこを嬲られるだけなのだとミュースも理解している
「わしとしては小さい方が愛らしくて好きじゃがな」
 などと勝手な事を言う
「子宮も下りてきとるし、順調のようじゃな」
 クラーカムは太鼓判を押した、それは嬉しい半面辛い事だった

その872
「感じてしもうたようじゃな」
 ミュースをベッドから下ろそうとして背後から股間をなで上げる
「きゃ」
 可愛らしく悲鳴をあげるミュースが毎日何十人もの男と性交渉に及んでいようとは
「もうすぐ母親が何をゆうておる」
 クラーカムにも信じ難い、しかしそのミュースの羞恥心が嬉しかった
「子供の為に薬を処方してやったからな」
 クラーカムは持って来ていた鞄をあけながらそう言っていた
「薬ですか?」
 薬というのは怖い物だ
「奥へ入れる薬じゃよ」
 嬉しそうに語る
「奥へ?」
 また何かを注入されると言うのは嬉しくなかった

その873
「あれ? まだ診察中でしたか?」
 次の兵が入って来てからそういう
「いや、終ったぞ、だから札は外してあったじゃろ?」
 ミュースにあてがわれた部屋には男が入室中の場合には札をかけるしきたりになっていた
「え? 薬は?」
 ミュースはクラーカムに疑問をぶつける
「ああ、こいつに入れてもらうのさ」
 クラーカムはなにやら兵に耳打ちすると薬を手渡した
「飲めばいいんですね?」
 頷いたクラーカムを確認して兵は薬を飲み込んだ
「じゃから子供にかけるつもりで奥まで刺し込んでやるんじゃよ」
 ミュースには意味がわからなかった
「男の精液が薬に変るんじゃよ」
 クラーカムは自分の発明を自慢するのだった

その874
「ああ、ダメェ! お願い! いやぁあああああ」
 そしてやはりベッドを使わずに背後から犯されるのだ
「薬は子供をちゃんと育てる為だからさ」
 男はそんな身勝手な事を言いながら
「だめぇ えぐ ああ」
 ミュースは子供が殺されてしまうのではないかと不安でいっぱいになっている
「さてと」
 だから、クラーカムが部屋を出た事には気がつかなかった
「いくぜえええええええ」
 びゅるびゅると最奥へぶつけられてその行為は終った
「お姫様、いい子を産んでよ、女の子がいいなぁ」
 そんな事を言いながら兵は出ていった
「ぐす……えう……」
 そしてすぐに次の兵が入って来てとんでもない事を言った
「今日は前でやるんだって?」
 そう言いながら薬を飲み込んだのだ
「いやぁああああああああああああああああああああああああああああ」

その875
「うぷ……」
 吐き気が止まらないと思った
「今日はやっと終わりなのね……」
 子供が流れなかったと思う事が今の慰めだった
「は……あ……」
 どれだけ横になっていただろう、開放されたとは思わないが
「あの薬……本当に子供の為になのかな?」
 下半身を押さえて涙を流しながら耐える事しか今のミュースには出来ない
「……気分を変えよう……そうしないと……」
 壊れてしましいそうだった。

その876
「戦争は続いてるのね……」
 基地の中を歩くことは認められていた
「あれに乗れれば……」
 逃げられるかもと一瞬考える
「ダメね……」
 縛られることが多いから
「でも……飛びたいな、私にもそう出来る力が……」
 あったはずだ
「おや? お姫様こんな所に何用ですか?」
 男の声が聞えた。

その877
「お相手してくれに来たのですね」
 整備兵達がいつの間にかズボンから逸物を摘まみ出して
「え? え……」
 囲んで来ていた
「してくれるのでしょう?」
 そして自由に歩く事が出来る変わりに
「はい……どこでお相手しましょうか?」
 何処でも希望されるままに相手をしなければいけない
「今日は前でする日なのでしょう?」
 整備兵達は薬を口にした

その878
「あむ……」
 整備兵達はがっつく様にミュースに挑みかかって来た
「いいですねぇ! 最高ですよ」
 そう言いながらドンドンと突き上げて来る
「これ頼まれました」
「我慢出来ん、オレは口で!」
 部屋と違うことは、同時に何人も相手にしなければいけないと言うことだった
「あぐ……あああ……」
 そしてそれは日課としてくり返されるのだ
「尻は使わないようにってドクターが」
 アナルバイブが突き込まれ、そして……

その879
「終った……終ったわよ……ね……」
 整備兵達が全員何度かの放出を終えるまでミュースはその場で犯され続けた
「あ……ああ……」
 股間から白濁液を流しながら
「まだ……平気だもん……」
 強がることは出来ると自分で確認する
「あはは……大丈夫だ」
 ゆっくりとミュースは立ち上がった
「抜いたら……堕胎とか……言われそうよね」
 その諦めの言葉は大丈夫とは程遠かった。

その880
「レミア……また来ちゃった」
 ミュースがまたやって来たのは親友の部屋だった
「あ、お久しぶりねミュース」
 レミアは大きくなったお腹を抱えるようにベッドに腰掛けていた
「ゴメンね……私……ここしか」
 泣こうとするミュースの声はすぐにわかった
「近くへおいでよ」
 レミアの声はゆとりがあった
「レミア……」
 レミアが大人に見えるのだ

その881
「ミュース泣きたい時は泣いちゃったほうがいいわよ」
 両手をミュースの声の方向に差し出す
「う……うん」
 その手にミュースも両手を繋ぐ
「暖かいわね」
 レミアはそういって指を絡める
「ほら、近くにね」
 でも強制ではないの感触
「私……私ぃ」
 お互いがそれぞれを守ろうとした結果に今があると言う自覚がお互いに甘えあう事になったのかもしれない

その882
「レミアぁあああああああああああ」
 ミュースはレミアにしがみついて泣いた、そうする事で心の均衡を守るように
「ん……」
 そしてレミアはただミュースをやさしく包む
「……」
 無言でいてもふたりは心が通じているようだった
「……」
 そしていつしかミュースは安らぎの眠りに落ちた
「私がいま出来るのはこのくらいなのよね」
 レミアも歯痒くは思う、しかし自分の存在がミュースにとっての救いなのは嬉しかった。

その883
「などという平穏はくれてやるわけにはいかないのさ」
 騎士は突然入ってきた
「ようこそ」
 レミアも今更慌てたりしない
「気に食わない女だ、母親そっくりということか」
 エルフィスのことを言っているのだろう
「ありがとう」
 似てるといわれれば御礼を言う以外にする事はない
「ちっ 安心して子供を産めるなんて思うなよ」
 勝手に孕ませておいてなんと言う言い草だろう、レミアはそう思いつつ言葉にはしなかった

その884
「まずはミュースを」
「私を嬲りに来たのでしょう! ミュースには手出ししないで」
 ミュースに手を伸ばそうとした騎士の動きが見えるかのようにミュースを脇へよせる
「ん?」
 その時になってようやくミュースが目を覚ます
「大丈夫よ、あなたは辛い事が多すぎるのだから……」
 騎士がどこにいるのか見えているようにレミアの目はその方向を捉えて離さない
「レミア、ダメよ……怒らしてしまっては」
 もう半泣き状態のミュースの手をそっと握り
「あなた一人につらい目にあわせたりしない、堕ちるなら何所までも一緒にね」
「いい度胸だ」
 騎士は下品に笑った