「子宮のバイブもそれに加わって……けっこう地獄のような天国のような、あははははは」
 気楽に笑いながら
「このまま学祭見物でもしていくかい?」
 首に輪を付けながら男は言うのだ
「いいえ」
 それだけ答える
「そうかい、じゃあもう一人のお友達には君が先に帰ったって言っておくよ」
 見捨てたと思われるかもねと続けた
「えぐ……ひっく……でもぉ……うぐ」
 また泣き出す円を笑いながら男は促す
「まあ、排泄出来ないかもしれないから、いつでもここにおいで、そしたらまた気持ちようしてあげるし、うんこもさせてあげるよ。」
 死んでも来たくなかったが、子宮の中のものを取ってもらう為にまた来る事はわかっていた。
「ああ……それ児童で一日何回か動くから……サイクルは日に一度だけ全部が揃うはずだよ」
 教えられても何もならない情報だった。