「んんんん」 考え事をしていたためだろうか、背後を取られてしまった 「ようやく会えたね……ハルナ君、うれしいよ」 男の声が遠くで聞こえる 「まずは眠ってくれ」 自分でクロロホルムを嗅ぐ日が来ようとは思いもしないハルナであった